昼の養生『疲れをためないコツ!』
はじめに
私自身の経験を基に(元会社員、独り暮らし)記事を書いております。現代人は多忙なスケジュールの中で、自分の体や心のケアを後回しにしがちです。しかし、ちょっとした工夫で日中の疲労を和らげ、日々の生活をより充実させることができます。会社員、フリーランス、アルバイト、学生、主婦といったあらゆるライフスタイルがある中で、ひとつでもお役に立つノウハウがあれば幸いです。
1. 出勤、外出前のライフハック
忙しい朝でも、2~3分あればできるライフハックが洗面台磨きです。百均で購入できるメラミンスポンジを使って洗面台をさっと磨いてみてください。
帰宅時にピカピカの洗面台を目にすると、気分がスッキリします。余裕があれば鏡も一緒に磨いておくと、さらなる幸福感を得られます。
2. 疲れをタメないための「体ケア」
日中の座りっぱなしは、血行不良や呼吸の浅さを引き起こし、代謝が滞り疲労の原因となります。以下の簡単な対策を試してみましょう!
ふくらはぎを動かす
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど重要な部位です。仕事中でも1時間に1回は水分を補給しつつ、席を立って軽く歩くか、つま先立ちや足首を回す運動を取り入れてみましょう。
目の疲れを癒す方法
目の疲労を感じたら、3メートル先の風景を見つめてください。壁しか見えない場合でも壁の先を想像して遠くに焦点をあわせてボーとお過ごしください。目のピントを合わせる筋肉は遠くをみることでフラットになります。さらに、植物や緑のモノを眺めていると眼精疲労だけでなく、ストレスの軽減にも効果があります。
腰痛予防のストレッチ
長時間座っていると、お尻や太ももが硬くなりがちです。脚を組みたいと思ったときはストレッチの合図です。椅子に座ったまま、お尻をから太ももを左右片方ずつ伸ばすストレッチを行うことで腰痛予防につながります。
3. 昼食は良く噛みましょう!
食べ物をよく噛まないと、以下のような影響があります。忙しくてもひと口20回は咀嚼しましょう!
唾液の減少
噛む回数が少ないと唾液の分泌が減り、口内の自浄作用が低下します。これにより虫歯や歯周病、口臭のリスクが高まります。
消化不良
十分に噛まないと食べ物が大きな塊のまま胃に送られ、消化不良や胃腸への負担が増します。
肥満のリスク
満腹中枢が刺激されにくくなり、食事量が増えて肥満になる可能性があります。
顔のたるみ
噛む筋肉が弱くなることで、顎関節症や顔のたるみ、二重顎などの見た目への影響もあります
食後に「仮眠」を取り入れましょう
昼食後の眠気は誰にでも訪れるものです。食後から15:00までに時間があれば15~20分の仮眠を取るのがおすすめです。眠気がなくても目を閉じているだけで脳や目をリフレッシュさせる効果があります。
注意点として、20分を超える仮眠は体が「深い睡眠」に入ってしまい、起きたときにダルさを感じる原因になるため時間管理が重要です。
夕方から仕事が始まる方は、簡単な筋トレやストレッチを取り入れると夜の活動もスムーズになります。
以上が、日中の小さな養生でした。忙しい毎日を少しでも快適に過ごせれば幸いです。
おまけ、「行きたくない」気分の対処法
朝起きたとき、「今日は会社(学校)に行きたくないな」と感じる日もありますよね。
そんなときは、カバンの中身を見直してみてください。
パソコンはともかく折りたたみ傘やその日使わないものなど、重い荷物があれば一旦取り出し、軽くしてから同じカバンで外出してみてください。これは気分がすんごく軽くなるライフハックです。
仕事机があればペンなどの私物を整頓しておくだけでも、次の仕事始めの時には整理整頓された机を見ることで脳が元気になります!
自己紹介
廣木孝志(ヒロキタカシ)
福島県白河市出身
鍼灸師/日本健康太極拳協会楊名時八段錦・太極拳師範
2007に療術業界に助手として活動を開始する前は、車の部品管理、配達業務、会議室の設営の会社で勤務していました。集団行動が向いていない性格のため、独立開業することが出来て良かったです。