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他者とのコミュニケーションの鍵——相手を信じきる
こんにちは、日向たかしです。
今回は、他者とのコミュニケーションの本質を考えてみたいと思います。
背景には「信じることも」「信じられることも」恐れていた過去の苦すぎる経験があったからです。
「相手を信じきる勇気」を持っていますか?
「信じる」とはどういうことか
どのような人間関係においても根幹を成す重要な要素なのです。
そして相手に対して、ただ単に期待を寄せることだけではなく、不安や失敗の可能性を受け入れたうえで、心を開く行為になるからです。
◆不完全な相手を受け入れる
人は誰しも完璧ではありません。
相手がミスをしたり、期待通りに動かなかったりすることは避けられないことです。
その上で信じるきるとは、相手の不完全さを含めてその人自身を尊重する心構えが必要になります。
◆裏切られるリスクを受け入れる
相手を信じるという行為には、リスクが伴います。
もし裏切られることがあったとしても、それを恐れるあまり信じることを疑ってしまうと、本当に信頼を築ける関係には至らないのかもしれません。信じるきるとは、リスクを理解しつつも、相手との繋がりを深めるために敢えて一歩を踏み出す勇気が必要なことなのです。
なぜ信じることが難しいのか
相手を信じきる勇気の背景には、自分自身の不安や固定観念が関係しているでしょう。
◆過去の経験が影響する
信じていた相手に裏切られた経験があると、どうしても次の相手にも同じことを恐れてしまいます。
「また傷つくのではないか」という不安が、新たな信頼の構築を妨げてしまうことでしょう。
◆自分に自信がない
自己肯定感が低いと「自分は信じてもらう価値がないのではないか」と感じたり「相手も自分を裏切るに違いない」と疑念を抱いたりしがちです。
信じる行為は、まず自分自身を信じることから始まるため、この自信の欠如が大きな壁となります。
◆相手に期待しすぎる
「信じる」と「期待する」は似て非なるものです。
信じるとは、相手の結果に依存しない態度である一方、期待はその逆です。過度な期待を抱くと、それが叶わなかったときに失望感を持ち、相手を信じ続けるのが難しくなることでしょう。
信じる勇気を持つために
相手を信じきることは、かなりの勇気が必要だと思うのです。
その一歩を踏み出すには、まず自分の心と向き合う覚悟を決めることになるでしょう。
◆相手の良い面に目を向ける
人間関係において、否定的な面ばかりに目を向けてしまうと、信じることが難しくなります。
相手の短所ではなく、長所や努力している姿勢を意識的に探し、そこに注目する習慣をつけましょう。
◆小さな信頼を積み重ねる
いきなりすべてを信じようとすると、どうしても負担が大きくなります。
小さな約束や行動を通じて、少しずつ信頼を築いていくことが大切です。
例えば「次のミーティングを任せてみる」「大切な話を一度だけ打ち明けてみる」など、小さなステップから始めましょう。
◆「信じる」と「期待する」を分ける
信じるとは、結果をコントロールしない姿勢です。
「この人は絶対にこうしてくれるはず」と、過度の期待をするのではなく、「この人は自分なりに最善を尽くしてくれる」と、ある意味覚悟を決める心を持つことが重要です。
信じるきることがもたらすメリット
相手を信じるきる勇気を持つことは、自分自身や相手との関係に大きなメリットをもたらします。
◆関係の質が向上する
相手を信じることで、関係性が強固になります。
「信じきったからこその満足感」
「信じてもらえたからこその満足感」
双方の自己肯定感が上がることでしょう。
◆自己成長につながる
信じるという行為は、自分の不安や恐れと向き合う機会でもあります。
信じきる勇気を持つことで、自己自身が強い心へと成長できることでしょう。
◆相手の可能性を引き出す
信じられていると感じた相手は、その期待に応えようと努力します。
「信用されている」「認められている」といった感情も膨らむでしょう。
その結果、相手が本来持つ可能性や能力を引き出すことに繋がるのです。
まとめ
「相手を信じきる勇気」とは、自分自身の恐れや不安を受け入れつつ、相手との関係を深めるためには大切なステップです。
信じるきることには多少のリスクを伴う覚悟も必要となりますが、それ以上に多くのものが得られるに違いありません。
信じるきることは、相手を尊重し、受け入れる行為です。
そこには、自分自身を信じる勇気も高めてくれるものです。
「相手を信じることで、関係がより豊かになる」と想うと、信じきる勇気を持つことがいかに価値あることか、実感できるのではないでしょうか。
結果はどうであれ
「相手をここまで信じきれた自分を、しっかりと褒めてあげましょう」
今回も、最後までお付き合いくださりありがとうございました🍀
いつも応援ありがとうございます。
さらに、今回の記事の背景「何ひとつ勇気が持てなかった頃の話」は別途こちらに書き起こしています🔽
このnoteでは、過去のエピソードに基づき深堀りしてブログ化しています。
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