胃や腸が健康であれば人全体が健康である?健やかに、心身を整える食! 𓇗𝕳𝖎𝖑𝖉𝖊𝖌𝖆𝖗𝖙𝖊𝖓 𝕹𝖔𝖙𝖊𓇗
聖ヒルデガルトは実践的な食生活のアドバイスをしています。
そのヒルデガルト・フォン・ビンゲンの栄養に関する知恵は、現代の知見と一致しています。一日の始まりに暖かい朝食をとることは、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの最も重要な知恵のひとつです。
その後に冷たいものを食べれば、胃腸の温かさで、その後の冷たいものを処理しやすくなるはずです。フルーツや生野菜も最初の食事では避けた方がいいと言われています。
寒さに敏感で、常に体が冷えている人は、温かい朝食を摂り、毎食の最初にスープなどの温かい料理やお茶などの温かい飲み物を摂ることで、症状が大きく改善します。
朝の朝食には、消化を促進するために、スープや温かいシリアルのお粥など、温かいものを食べることを勧めています。
夏はスパイスの効いたものを避け、冬は多めに食べた方が良いとのことです。
ヒルデガルトは一般的に、脂肪の摂りすぎや大食いを戒めています。
彼女の考えでは、人間の病気のほとんどは過剰な食事が原因であると、、、。
胃や腸が健康であれば、人全体が健康であるとヒルデガルトは書いています。
彼女はこれを良いライフスタイルと関連づけています。
西洋式の食生活で機能性腹部疾患を改善するための有望な選択肢は、食事や生活習慣の改善、そして必要に応じて薬物療法によって、腸内細菌叢と腸管バリア機能を治療的に操作することです。
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンは、何世紀も前に栄養と病気の関係を認識していました。
健やかに、心身を整える食!って理想ですよね。
ヒルデガルテンの薬草園づくりの後の楽しみの一つは、料理人の方へお願いして作っていただいている賄い飯です。
今回の賄い飯は、加古川でもろみ専門店を営む、「麹×糀(こうじや)」の中谷美智子さんとそのご家族。
とっても素敵な賄い飯を作ってくださいました。
▼ 「麹×糀(こうじや)」はこちら
薬草園の作業日の時に、このようなお料理を作っていただけることで、休憩時の楽しみが増えて本当にありがたいです。「麹×糀(こうじや)」さんは素晴らしいもろみ、甘酒を作られており、素人では作れない発酵技術のもと製造されており、身体が喜ぶ美味しさです。
全て無添加で作られた昼食は、聖ヒルデガルトのいう、良い食事が胃と腸を労り、健康な身体を培っていく気がいたします。
日本をはじめ東南アジアの食生活をみると、穀物をさまざまな形に変えて食生活に応用しています。その時に用いられるのが発酵です。「麹×糀(こうじや)」さんが作られるような発酵食品を使った賄い飯と一緒ですね!
日本では米を発酵させて日本酒を、大豆を発酵させて味噌やしょうゆを作っています。その発酵させるときに麹菌を入れています。味噌を作るには大豆と麹菌と水をまぜあわせます。麹菌は大豆のたんぱく質を消化しやすく分解し、また、うまみの元になるアミノ酸を遊離します。
では、発酵食品のメリットは、下記の5つの効果が挙げられます。
・免疫細胞の活性化
・栄養価アップ
・旨味成分アップ
・保存性アップ
・栄養素の吸収率アップ
健康のためには、毎食、栄養バランスの整った食事をするのが一番だとわかっていても、忙しい現代人にとってはなかなかハードルが高いですよね。
しかし、発酵食品を食事にプラスするだけであれば、それほど難しくはないのではないでしょうか。
発酵食品は塩分が高いものが多いため、食べ過ぎはよくないですが、食べるだけで腸内環境も整えられる効果があります。発酵食品を上手に取り入れて健康をサポートしていけたらいいですね。
人間の病気のほとんどは過剰な食事が原因であることをしっかり認識して、注意することができたら素晴らしいですね。『健やかに、心身を整える食!』理想です。
▼ヒルデガルテン(聖ヒルデガルトの薬草園)では、薬草園の作業の時に賄い飯を作っていただいています。雰囲気を短い40秒動画で表現してみました。