シェア
リハ塾の松井です! 臨床では感覚入力を目的に介入する場合があると思いますが、こんな悩みありませんか? ・感覚入力と言ってもどうしたらいいのかよく分からない ・感覚入力しているつもりだが、それが効果として出ているのか分からない ・そもそも、なんで感覚入力が必要なのか分からない どれも僕自身が感じていた悩みで、当時はよく分からずなんとなくで感覚入力しているつもりでいました。 そもそも、感覚入力する目的としては、運動を変えるためというのがほとんど。 なので、今回は運動を変え
リハ塾の松井です! ストレッチって普段の臨床でも使う場面多いですよね。 ですが、当たり前にやっているそのストレッチの目的や効果を理解しているでしょうか? ストレッチ1つとっても、目的が異なるとやり方も工夫しないといけません。 若手の頃は思考停止でとりあえずストレッチ10秒とか20秒していましたが、今思えば如何に考えなしだったかがよく分かります。 ストレッチについてよく分かっていないかも…という方はおさえておいてほしいポイントを簡単にまとめましたのでこのまま読んでみて
リハ塾の松井です! 疼痛や可動域制限、筋力低下などの機能障害は臨床でよく遭遇し、対応することも多いと思います。 ですが、感覚障害は苦手意識を持っていて、敬遠しがちじゃないでしょうか。 脳卒中後の感覚障害は約60%もの方が訴えるとも言われるほど、感覚障害は珍しくない症状です。 また、脳卒中でなくても高齢者の感覚機能は高齢化によって低下する傾向にあるので、運動器疾患でも感覚機能の低下は考えられるので、必要な知識になります。 今日はそんな感覚障害、感覚機能に対するリハビリ
リハ塾の松井です! 痛みを見る時、筋骨格系の問題だけに目を向けていませんか? それも大事ですが、それだけでは不十分なことも多々経験します。 と言うのも、痛みを作る要因は筋骨格系の問題だけではなく、その他の要因による影響も強く受けるからです。 若手の頃は、筋膜リリースやSJFなど様々な手技を学んでは実践しましたが、効果が出ないことも多かったです。 何もそれは手技が悪いわけではなく、筋骨格系の問題にしか目を向けていなかった僕が悪かったのです。 要は適応を見極め、使い分け
リハ塾の松井です! 運動は大事と言いますが、何故大事なのか。 これは目的によって変わりますが、今日は「痛み」に焦点を当てて運動について考えてみましょう。 痛みと運動がどのように関連するのか理解できると、痛みに対する適切な運動の指導ができるようになります。
リハ塾の松井です! リハビリの目的の1つに「関節可動域制限を改善する」ことが挙げられます。 その先にADL動作を獲得したい、歩行がスムーズになりたい、痛みを改善したいなどなど、様々なニーズがあると思います。 ですが、何となく関節可動域運動をしていても改善しない症例も少なくないですよね。 その場合、何が関節可動域を制限しているのかが曖昧なことが考えられます。 制限の原因が曖昧では可動域制限が改善しないのも当たり前で、改善したいならその原因をまずは把握するべきです。
リハ塾の松井です! 普段の臨床では歩行障害などの運動障害、筋力低下などの機能障害に対して介入することが多いと思います。 そんな運動機能を考える際、個人的には運動だけでは50点で、感覚まで考えて100点となります。 (厳密にはこの2つだけではないですが…) 運動には必ず感覚の影響があり、今日はそんな感覚と運動との関係について解説します。
リハ塾の松井です! 腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、神経根や末梢神経が痛みなどの機能障害に関与する場合、神経系の解剖学の知識は必須です。 何となく、「神経が圧迫されるから痛いんでしょ?」という理解では不十分です。 そのような理解では、結局何となくストレッチして、何となくマッサージして、何となく筋トレして、というような内容で終わってしまいがちです。 そして、患者さんの痛みもあまり変わらないという残念な結果になってしまいます。 そうならないためにも、まずは基本
リハ塾の松井です! 臨床では過剰に痛みを訴えたり、痛みを感じるほどじゃないよなってことでも強く痛み訴えたりする方おられませんか? 器質的な原因がなかったりすると、心因性の問題だねなんて片付けられてしまいがちですが、本当にそうでしょうか?心因性なら心因性で判断は評価に基づいているのでしょうか? 少なくとも、僕の務めていた病院では痛みの原因となるような病態がない=心因性、あるいはその方の性格的な問題だと言われて終わりでした。 リハビリとしても原因がよく分からない痛みは悩む
リハ塾の松井です! セラピストが臨床で遭遇する痛みや痺れといった筋骨格系の障害は筋肉や関節運動の問題に加えて、神経系の関与も含まれます。 ですが、多くは筋肉や関節に対する評価や介入だけで、神経系に対する評価や介入まで及んでいないのではないでしょうか? そこで、今回は神経系に対する介入として神経モビライゼーション(Neural Mobilization:以下、NM)の効果について解説します。 NMとは、末梢神経の感受性、伸張性、運動性を改善する手技であり、疼痛や痺れの改
リハ塾の松井です! 筋力低下というのは臨床でも度々挙がる問題点の1つで、それに対して介入することは多いですよね。 ですが、筋力低下と言っても原因は様々であり、単純に筋力低下=筋トレという図式は成り立たないことも少なくありません。 上手くいかなかった場合に上記以外の手段が考えつかなければ問題点も当然解決できないわけで、筋力低下が起こる原因としていくつも仮説を立てられる必要があります。 今日は筋力低下の原因を5つに分けてみましたので、それぞれ解説します。
リハ塾の松井です! 今日の記事は特に急性期で働く方には大事な内容です。 骨折など外傷による損傷は必ず炎症が起こります。 炎症期のリハビリに関わる方はこんなことを考えるかもしれません。 実際、僕も炎症がある時は当たり障りなく関節を動かして冷やしておけば自然に炎症は治まるし大丈夫だろうと思っていました。 確かにそうかもしれませんが、炎症がいつまで続くかは個人差があって分かりませんし、炎症が長引けば長引くほど痛みも続くし、組織では癒着が生じ可動域制限をきたす原因になります
リハ塾の松井です! 痛みに対して何となくマッサージしかできない…。 余計に痛みを強くしてしまった…。 何で痛いのか全然分からない…。 臨床でこんな悩みありませんか? 臨床では痛みの訴えを多く聞きますが、僕自身、若手の頃はどう対処していいのか分からないことも多く、結局何となくマッサージして終わってしまうことがよくありました。 ですが、痛みの種類を3つに分けて考えてみると、それぞれにどう対処していいのか明確になるので、対応できる痛みが増えたという経験があります。 今日は
リハ塾の松井です! 臨床では痛みを訴える症例に数多く出会うと思います。 それぞれ痛みの原因は異なるはずですが、セラピストとして介入するものとして多いのが「筋肉」に対する介入ですよね。 実際、筋肉由来の痛みは多いです。 そこで、今日はそもそも筋肉由来の痛みというのはどういう状態?ということを考え、筋肉によって起こる痛みを4つに分けてみました。