今できていないのに新しいことをしようとするなは論理になっていない
今ある業務ができていないのに
それに対する新しい方法を提案すると
今ある業務をできるようになってからいえ、
と反論する人がいらっしゃいます。
しかしこれは何一つ論理的ではない
というお話です。
今の業務が非効率の可能性
今の業務ができないのは
そもそもその業務のフローに問題があり、
ミスを誘発する構造になっている
可能性があります。
もちろんそれは意図的にミスを誘発するように
組み立てられたものではなく、
かつては効率的だった可能性もあります。
しかし時代の変化の早い現代において、
業務効率を上げる手だては次々と生まれています。
電卓がエクセルに置き換えられ、
エクセルもBIツールにとって変わられる
可能性を孕んでいます。
このように技術の進歩は確実に
業務効率を上げる方向に進んでいます。
そのような新しいツールを提案された際に
前述のような論理になっていない屁理屈で返す方は
エクセルを使わずに電卓で帳簿をつけろと
いっているのと同じです。
今ある業務に欠陥があるから変えようという提案に
今ある業務ができるようになってからいえ
ということは欠陥があるかもしれない業務を
マスターしないと発言権すら
得られないことになります。
現状維持は組織の成長の阻害要因
前述の屁理屈をかざす方は
組織にとって有害と言わざるを得ません。
技術も社会も価値観も目まぐるしく変わる
現代において変化を容認できない人は
確実に淘汰されていきます。
ましてそれが組織の長ともなればなおさらです。
常に今のやり方を疑い、
より効率的な手段を模索する姿勢が
ないとすぐに時代から取り残されます。
そんなことにならないよう、
常に自分も職場もアップデートしていきたいなと
考える次第であります。