風船人間
どうも。
東野京(ひがしのみやこ)です。
朝晩は気温が下がり始め、少しばかり過ごしやすくなってきましたね。
いよいよ秋が近付いていて、紅葉が色づくより先に私が昂揚してしまいそうです。
秋といえば、やはり食欲の秋ですよね。
スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋などなど様々な〇〇の秋の中でも頂点に君臨するのは食欲の秋に他ならないと思っています。
(あくまで私の感想です)
美味しいものを食べすぎるとどうなってしまうのかはお察しの通り、体重の増加です。
今回の記事では私の体重の増減について記していきたいと思います。
太りやすい体質
私は元々太りやすい体質です。
食べたら食べた分だけしっかり肉がつくタイプですが、食べないか運動をするか等ではそれなりに落ちていく方でもあります。
そんな体質だからか、人より増減が激しい部類なのではないかなと思います。
±15kg程度の増減を幾度となく経験していることもあり、風船のような人間だと言われることもあります。
どちらかというと太るのは簡単で減らす方が大変なので風船とは逆のような気もします。
部活の引退
私は中学生の頃、バスケットボール部に所属していました。
バスケというスポーツは運動部の中でもカロリーの消費量は高い部類で、現役の頃はどれだけ食べても太りませんでした。
3年生の夏の大会で引退をするのですが、食欲は引退せずに現役を続行してしまいました。
消費カロリーが激減した中で摂取カロリーが積み上がっていくとどうなってしまうのかは想像に難くないことでしょう。
結果として、中3の夏〜高校入学までの間に十数キロ太ってしまいました。
アルバイト漬けの日々
高校生になった私は、友人に誘われてアルバイトを始めました。
母が営んでいた飲食店の手伝いの隙間をアルバイトで埋め、多い時で週9(土日は午前と午後でバイトと家業のダブルヘッダーみたいな事をしていました)で家業とアルバイトのいずれかに従事していました。
食べる量は変わらずだったのですが体重はみるみる減少していき、部活引退前の水準に戻っていました。
部活を引退して筋肉が落ちている分、体重だけで考えたらこの頃の方が運動部時代より痩せていたと言えるかもしれません。
火事を経て
大学に入ってからも体型を維持できていたのですが、3年に上がるタイミングで大きな転機が訪れました。
実家が全焼し、母が亡くなってしまったことです。
生き残った妹を引き取った私は、大学を辞めて働くかどうか悩みました。
元々学費や生活費は全て自分で工面していたのですが、妹の面倒をみなければならなくなってくると話が変わってきます。
懇意にしてもらっていた方々の支えで何とか卒業までの目処を立てられたのですが、気が付くとふっくらムチムチボディになっていました。
火事の後はバタバタしていたことや暫くの間火を使えなくなってしまっていたこともあり、外食や買い食いばかりになってしまっていました。
食べる量は同じでも外食や買い食いは太りやすいなと身を以て実感したのでした。
教育実習
大学4年の前期に、3週間の教育実習がありました。
私は母校の公立中学校に受け入れていただき、前後も合わせて約一ヶ月を母校近くのマンスリーマンションで過ごしました。
基本的に母校で実習をするのが慣例なのですが、実家が全焼してしまっているので私には帰る場所がなかった為、仕方なくマンスリーマンション暮らしを選びました。
事情を話して都内の学校で受け入れ先を探しても良かったのですが、その作業を煩雑に感じてしまったことと母校にいる(と思っていた)恩師に会いたかったという二点から母校に受け入れてもらった次第です。
そうしたものの恩師はその年から他の学校へ異動しており、中3の時に揉めに揉めたかつての担任だけが残っているという地獄のような展開でしたがそれはまた別のお話。また別の時に話すとしましょう。
教育実習中、体重が信じられない勢いで減少していきました。
実習自体がそれなりにハードなのはありますが、それ以上に放課後にバスケットボール部に顔を出していた事が大きいと思います。
部活の後にどれだけ食べても、運動部の先生方に飲みに連れて行ってもらったりしても、体重は減り続ける一方でした。
実習後に会う人が皆一様にその変化に触れてくる程度には減量していました。
当時は体重計を持っておらず、具体的な数字が分からないことが悔やまれるばかりです。
会食
大学を出て社会人になってから、再び体重が増え始めました。
何かと会食の多い職場で、取締役のありがたいお話を聞かされる傍ら、カロリーを無心で摂取し続けていました。
後輩をご飯に連れていき様々な話をする事を推奨されていたこともあり、外食が続いた結果肥えに肥えてしまいました。
ストレス
太りに太っていた私でしたが、一転して体重が減少し始めました。
様々なストレスから寝れず、ご飯もろくに食べられない状況に陥ったからです。
近所の心療内科では様々な薬を処方するだけで、特に病名の診断は出してもらえませんでした。
基本的に睡眠薬や抗うつ薬のような薬を量を変えたり品を変えたりして色々処方してもらっていましたが、今となってはベルソムラとオランザピンくらいしか覚えていません。
副作用で太ると言われるような薬を飲んでいても痩せ続け、職場ではうつ病と診断されていないのだから鬱ではないと叱責され続けました。
耐えられなくなって逃げ出した事で今は生きれているので、時には逃げるのも肝心だと思います。
その後、2度の転職を経て今に至ります。
その間も太ったり痩せたりを繰り返していますが、年々痩せにくくなっているように感じます。
おわりに
体型がコロコロ変わると着るものに困ってしまうので、そろそろ安定させていきたいところです。
最後までお目通しくださった方、ありがとうございます。
また何処かでお目にかかれたら幸いです。
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