森田秀司@音響、映像システムSIer人事総務課長

大学卒業後、外食産業勤務を経て、人の強みを生かす仕事を目指し人材業界に参入。22年間、…

森田秀司@音響、映像システムSIer人事総務課長

大学卒業後、外食産業勤務を経て、人の強みを生かす仕事を目指し人材業界に参入。22年間、人材紹介・派遣・請負・再就職支援など多様な採用支援、自社採用、採用マーケティングを経験。人の強みを活かし、成長を支援することを喜びとして、中小企業支援にフォーカスしたキャリアを進んでいる。

最近の記事

下請けの仕事がメインの中小企業が抱える課題と解決策

先日23日、関西エリアの製造業・メーカー系企業で働く人のコミュニティ 「関西メーカーサポートプロジェクト(通称カンサポ)」 主催のウェビナー「製造業で働くエンジニアのこれから vol.02」に視聴参加させていただきました。 当日のゲストは、京都の中小製造会社で自社の強みを活かした新規事業立上げに成功し、現在は経営コンサルタント/事業再生士として、製造業はじめと多くの中小企業をサポートをされている澤田晃仁さんでした。 澤田さん自身、以前に下請メインの中小製造企業で、営業/製

    • ITエンジニアの平均年収はいくら?〈勤続5~9年のケース〉

      様々な企業がDXを推進し、テック系サービスの開発競争を繰り広げている中、ますます採用が難しくなっているのがITエンジニア。 優秀なエンジニアを確保しようと、年収条件をギリギリまで上げ獲得に躍起になっている会社は多くあります。 一方、ITエンジニアの世界では、転職しながらスキルアップするという考え方が強く、最近では数年での転職を想定している新入社員も少なくありません。 そのため、今回は勤続5~9年の日本のITエンジニアでどのくらいの年収になるのかを、厚労省よりリリースされて

      • ハード系技術者の平均年収はいくら?〈勤続10~14年のケース〉

        人材獲得競争が過熱する中、獲得が難しくなっている職種の一つが技術者。 優秀な技術者を確保しようと、年収条件を上げている会社も多く出てきています。 一方、技術の道は一日にして成らず。一定以上の時間をかけて実務経験を積むことで、技術者として成果が上がり、市場価値も付いてきます。 今回は、勤続10~14年の日本の技術者について、厚労省よりリリースされている「令和3年賃金構造基本統計調査」から技術者の平均年収を取り上げます。 技術者は、いわゆるハード系関連(機械、電気など)と

        • 採用がうまくいかない会社の3つの課題~人事(採用責任者)の意識編~

          現在の、企業同士の人材争奪戦が厳しさが増す中、そこそこ工夫をしただけでは、なかなか採用がうまくいかない状況が続いています。 私自身、転職エージェント、再就職支援と併せて12年間転職支援を経験し、 今は10数名の小所帯な会社で、採用業務にも携わっております。 採用を支援する立場、当事者としてする立場の両方を経験する中で、採用をうまくいかせるための最重要キーマンは、やはり 人事(採用責任者) が挙げられると思います。 採用に関して、どれだけ経営陣の理解があっても、配属現場

        下請けの仕事がメインの中小企業が抱える課題と解決策

          採用がうまくいかない会社の3つの課題~配属現場の理解編~

          現在の、企業同士の人材争奪戦が厳しさが増す中、採用担当者を中心に多くの会社が創意工夫をしながら動いています。 私自身、転職エージェント、再就職支援と併せて12年間転職支援を経験し、 今は10数名の小所帯な会社で、採用業務にも携わっております。 採用担当が奮闘する中、採用をうまくいかせるために必要となる重要要素として、採用者が配属される、 配属現場の理解 が挙げられると思います。 この記事では、採用をうまくいかせる上での課題として「配属現場の理解」に焦点を当てて解説い

          採用がうまくいかない会社の3つの課題~配属現場の理解編~

          採用がうまくいかない会社の3つの課題~トップの考え方編~

          現在の採用市場は売り手市場。少子化が今後も進み、企業同士の人材の奪い合いの厳しさが増す中、採用がうまくいかない、苦戦をしている会社も少なくありません。 私自身、転職エージェント、再就職支援と併せて12年間転職支援を経験し、 今は10数名の小所帯な会社で、採用業務にも携わっております。 これまでの経験から、採用をうまくいかせるためにクリアすべき課題の一つとして トップの考え方 が挙げられると思います。 この記事では、採用をうまくいかせる上での課題として「トップの考え方

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          採用がうまくいかない会社の3つの課題~はじめに~

          売り手市場と呼ばれて久しく経ち、少子化が今後も進むことが予想される日本において、企業同士の人材の奪い合いは今後も厳しくなることは間違いありません。 実際、多くの企業で採用活動に様々な工夫と投資を行い、注力をしています。 一方、こうした厳しい状況下で採用がうまくいかない、苦戦をしている会社も少なくありません。 私自身、転職エージェント、再就職支援と併せて12年間転職支援を経験し、 現職では採用業務にも携わっております。 今所属する会社は、10数名の小所帯な中小企業。お恥ずか

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          転職活動でやってはいけない、と思ったこと

          私は転職エージェント、再就職支援と併せて12年間、転職支援を経験。個人としても、直近では約2年前の転職を含めて、5回転職を経験しました。 転職活動をする中で、やるべき事/やった方が良い事は幾つもあります。 一方で、転職支援の経験と、転職を何度かした体験から「やってはいけない事」も色々あるという事を実感しています。 この記事では、私自身の転職経験から「これは、やらなければよかった」と感じたこと。 そして、転職支援をする中で「やっぱりこれは、やらない方がいいな」と思えたことを

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          中小企業で働く魅力と注意点④ アライアンスを組みやすい

          今は様々な業界で、自前で全てを揃えることは難しくなってきました。 超大手企業であっても、合弁会社を作ったりするなど、脱自前の動きは加速化していますし、逆に協業ができない会社は仮に大手であっても取り残される危険性が出てきています。 私自身、人材業界に20年以上携わる中で、大手企業、小所帯のベンチャー、中小企業(現在はココ)で仕事をさせていただく中で、自社に合うパートナーと組むことは、会社として生き残っていくために非常に重要な事と感じています。 この記事では、このアライアンス

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          中小企業で働く魅力と注意点③ トップとの距離が近い

          「ウチはトップと従業員との距離が近くて、風通しの良い社風ですよ」 私が転職エージェントとして中小企業の採用担当者や、配属部門の責任者に取材をした時、よくこれに相当する言葉を聞いてきました。 中小企業への転職を希望する求職者の一定割合の人も、トップとの距離の近さ、風通しの良さを求めていたりします。 私自身、人材業界に20年以上携わる中で大手企業だけでなく、小所帯のベンチャーや中小企業(現在はココで働いています)で仕事をさせていただく中で、  ▶ 社長がかなり身近だ  ▶

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          良いエージェントの見分け方~現役転職エージェント+転職エージェント利用経験者の、両方の立場から解説~

          現在、日本国内の人材紹介会社は25,684ヶ所(2019年時点/厚生労働省「職業紹介事業報告書」より)あり、コンビニエンスストア最大手のセブンイレブンジャパン総店舗数21,353店(2022年9月末、公式HPより)を上回るまでになりました。 様々な会社がある中で、よく複数社登録した方が良いと言われますが、その理由としては、 エージェントによって得意分野が違うから エージェントの担当者との相性があるから そのエージェントでしか取り扱っていない求人案件があるから 等があ

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          中小企業で働く魅力と注意点② 会社の仕組みを変えやすい

          中小企業での仕事において、私が転職エージェントとして企業の採用担当者や配属部門の責任者に取材をした時、  「ウチはまだ出来上がってない会社だから、何でもできるよ」  「自分から手を上げてやる人は歓迎!」  「自ら考えて、(物事を)変えていける人に来て欲しい」 というような言葉を、何度も聞いてきました。転職活動をしたことがある方(今、されている方も)も、中小企業系の求人で目にしたり、聞いたことがあるのではないかと思います。 私自身、人材業界に20年以上携わる中で大手企業だ

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          中小企業で働く魅力と注意点① 業務の上流から下流まで見れる

          中小企業での仕事内容について、私が転職エージェントとして企業の採用担当者や配属部門の責任者に取材をした時、  「ウチは上流から下流まで全てできるよ」  「一から十まで全部見てもらうよ」  「ウチは人数が少ないから、幅広く何でもやってもらうことになるよ」 という言葉を、何度も何度も聞いてきました。 転職活動をしたことがある方(今、されている方も)も、中小企業系の求人票で、上記のような文言を見たことがあるのではないでしょうか。 私が人材業界に20年以上携わる中で様々な企業と

          中小企業で働く魅力と注意点① 業務の上流から下流まで見れる

          中小企業で働く魅力と注意点について考える~はじめに~

          転職活動をしている皆さんにとって、中小企業で働くことには、どんなイメージがあるのでしょうか? 転職活動をしている方の中には、自分の肌感に合っている、地元志向ということで中小企業の仕事を探す方や、差別などはないけど有名な会社を希望する、という方など色々な方がいらっしゃると思います。 私自身は、人材業界20年経験させていただきましたが、ベンチャー、外資系、中堅、大手、中小企業とだいたいの企業規模を経験することができました。 私個人が、中小企業で働くことに対して感じていること

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          まだ転職するかどうか迷っているけど、転職活動はした方がいい?

          「転職」というものを意識しはじめるのは、多くの方が現職で何かしら不満が出てきて、それが解消されないと感じる時だと思います。 だからといって、すぐに「絶対転職する!」と振り切れる方よりも、「転職した方が良いのか・・・?」と悩む方の方が多いのではないでしょうか? 私は転職エージェント、再就職支援と併せて12年間、転職支援を経験し、私自身も5回転職を経験。 現職では採用業務もしており、支援する立場、自分自身、面接する側それぞれの立場で「転職を考えている人」とかかわってきました。

          まだ転職するかどうか迷っているけど、転職活動はした方がいい?

          良い会社を見極める手がかり

          転職活動をする中で、誰しも「良い会社」「ホワイトな会社」に行きたいと思うでしょう。 では、良い会社の条件とは、どのようなものでしょうか? 年商 ビジネスモデル 業界シェア 知名度 経営者方針 経営者の人柄 職場風土 安定性 様々な条件があると思います。 上記のような情報は、ネット情報や四季報、ビジネス誌、業界誌などで得られる、外部に公開されている情報になります(経営者の人柄などは、TVや雑誌などのインタビュー記事などから)。 私自身、転職エージェント、再