詩の魅力は書き方ではなく生き方で決まる
立っているだけで人が失神して倒れる
キング・オブ・ポップと呼ばれたマイケル・ジャクソン
彼のライブ映像には
そんなシーンが残されている
何もしていない
ただ立っているだけ
ただそこに存在しているだけ
なのに圧倒的な存在感で場を支配する
驚くべき魅力
そんな彼に憧れて
彼の基準になれないものかと
プレゼンテーションをする仲間と一緒に
トレーニングをしていた時期がある
数年前の僕は
プレゼンテーションのトレーナーだった
人前で話すことが苦手な人
それでも
人前に立って話さなければいけない立場の人に
人前で話すことが楽しくなるレッスンをしていた
プレゼンテーションを上達させるには
生き方を反映させることが最重要だ
スクリプト
ジェスチャー
声の出し方
スライド
そういったものは枝葉でしかない
そうしたテクニック スキルよりも
生き方を反映させることが
もっとも重要なのだ
生き方を反映させる
すると
言葉選びを間違っても
順番を間違っても
何を話すか忘れて沈黙しても
そのプレゼンテーションは
非常に魅力的で
圧倒的に人を引き付けるのだ
登壇していないときの生き方 あり方が
プレゼンテーションに魅力を与える
それこそ
立っているだけで
人を惹きつけ
ファンにすることもできる
恐らくだが
詩もそうなのかもしれない
詩作1000本ノックをはじめ
10本毎に自分でフィードバックをしている
そこで感じるのは
まだまだ
僕の生き方が反映されていない
ということだ
まだまだ僕は
書き方
構成
使う言葉などに
意識を置きすぎていたのかもしれない
本当に大切なのは
詩を綴るときではなく
詩を綴らないとき
自分がどう生きているのか
どんな在り方でいるのか
そっちの方だ
プレゼンもそうだし
文章もそうだが
生命が宿っていると
話を聞く前から
文章を読む前から
エネルギーが滲み出ている
詩を読まずとも
詩から何かを感じることができる
そんな魅力のある詩を
書いていきたい
そのためには
僕の生き方を大事にすること
僕が理想の生き方をするからこそ
僕は理想の詩を綴れるようになる
そして
理想の世界に繋がっていく
僕はそう感じるんだ
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