勇一と大吾の話。・2 23.5.13
そもそも僕が作品を発表させていただいたゲイサイトでは、ゲイ雑誌のウェブ版というか、今で言うところのサブスクスタイルでグラビア・ゲイ漫画・ゲイ小説などが定額読み放題で掲載されていた。
お金を頂戴するので、多少の(もしくは濃厚な)官能サービスは必要だが、せっかく自由に書かせてもらっているので、エロオンリーではない――「おかず」ではなく「読み物」に近い話を書きたかったのだと思う。
元々は一般向け文字書きを目指していた経緯もあり。
書く前に、どんな内容にするか一応テーマを決めるのだが、実は最初はもっと暗くて淫靡な話だった。
仮タイトルは『若パパ秘密クラブ』だったか。
つまり、大吾も勇一も当初は既婚の子持ち設定であった。
それがなぜ、180度違うこのような話になったのか……。
まぁ、僕のことだから、あまり深く物事を考えていなかったのだろう。
似たようなキャラ・似たようなストーリーになるのが嫌で、意識的に明るい話の次は暗い話、と交互に書いていた。
あと、出てくる人間が全員ゲイ(“異性愛者”を自称していても、ゲイと同様の行為に及ぶ)という設定にもどこか不自然さを感じていた。
そんなこんなで、日常世界における、普通のゲイを主人公にした話を考えることになる。
(つづく?)
※この作品には男性同性愛表現が含まれており、18歳未満の方は閲覧・ご購入できません。
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