勇一と大吾の話。・4 23.5.15
そもそも、最初は読み切りのつもりだったので、キャラクターは正直あまり深く掘り下げて考えなかった。
ただ、ゲイ小説のキャラとしてはテッパンであろう強面純朴おっさんの大吾に対し、美形キャラの勇一は自分の作品にはかなり珍しい存在だと思う。
『クロイヌ』の富沢駿のように男っぽいイケメンはいるが、「女顔」に近い美青年はたぶん初めて。
(ゲイの)読者に受け入れられるか不安もあったが、読者の裾野を広げたい思いがあったのかもしれない。
あと、それまでの話は、熱血青年と内気なポチャデブの組み合わせが多かったので、それとは違うパターンで――という目論見も。
まぁ、何度も言うように読み切り前提なので、設定をきちんと決めました、という感じではない。
ところが、『一枚』の次に『大吾』、そして、『姫君』を書いている辺りから、
「もしかしたらこれは、作者が思っている以上に『きちんと書かなければならない話』なのではないだろうか」
と思い始めた。
(つづく?)
※この作品には男性同性愛表現が含まれており、18歳未満の方は閲覧・ご購入できません。
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