見出し画像

料理に目覚めた女子高生

高校の家庭科で自分好みのカレーについてレポート課題があるらしい。料理研究家で菓子製造とランチシェフのママのレシピは使うことが出来ないから図書館で自分好みに近いものを探すという。
提出日までにあと2回の週末があるので、少なくとも1回は長女好みのカレーを家族で食べることになりそうです。
家庭科のレポート課題のおかげであれも作れるようになりたい!という意欲が最近爆発している。日ごろの授業のための予習に追われ、部活と委員会と早く寝たいと思いながらもやりたいことが多すぎてなかなか思うようにならず週末にまとめて予習をしたり大忙しだ。
最近土日に仕事な事もあり、家族のお昼ご飯を作ってもらうミッションを用意したら、長女が率先して焼きそばを作るようになった。やきそばならもう万全に作れるようになったから、パスタとパンとそのほかの料理も作れるようになりたい!!と宣言していた。
6月2日、マルシェに出店し帰宅後スーパーに買い出し。
19時過ぎからの晩ご飯の準備を長女と一緒に作りました。
来週はカレーかな?
ということで、ルーを使うなら予行練習になればと昨夜はシチューと付け合わせを一緒につくりました。

カレーの練習

ルーを使用して作るカレーの練習に、途中まで工程が一緒のシチューを一緒に作りました。

①材料は・・・

何が入っているのか思い出してもらいました。
じゃがいも・人参・玉ねぎ・お肉。
この辺りはバッチリでした。

②ジャガイモの皮を・・・

私「じゃがいもの皮をむいて水にさらしてね」
長女「なにでむくの?」
私「包丁で」
長女「やったことがない」
主人「指切らないようにね~」
おっかなびっくりで左手にジャガイモを持ち右手で包丁を握るけれどどのくらいの厚みで剥いたらいいのかもわからない感じだった。
3個のうち1個だけ私がコツを伝えながら剥いたら
長女「じゃがいもを動かす、のね~」といいながら皮をむいていた。
上手にやっている人の技を見て、やってみる。←やり方を言葉で教えたりするより一緒にやりながら見て、技を掴んでほしい。習うより慣れろですな。

③玉ねぎ・・・

玉ねぎの皮をむきやすくするために水につけるよ。ちょっとでもいいからボウルに水をためて玉ねぎをドボンといれるとスルスル~と剥けるよ。出荷するまでに乾いた状態だからそのままだと皮がむきにくく時間がかかるから。
購入してしばらく日を置いた玉ねぎは、切った傍から目にが染みる。切ることでその成分が空気中に漂うから目が染みて涙がでるの。
今日は今日購入した玉ねぎだからそういうことは少ないと思うけど日が経ったものを使うときは、皮をむいた玉ねぎと包丁とまな板を水でぬらすことで目が沁みくくなるの。縦半分より小さく切りたい時はに切った断面も水で濡らすことで対策になる。

④にんじん・・・

長女「どう切る?」
私「乱切りにして」
長女「どれくらいの大きさ?」
私「これと同じ大きさになるように」
同じような大きさに切ることで焦げたり半生を防ぐために。

⑤お肉・・・

今回は豚こま切れ肉ためこのままほぐしながら使いました。

⑥蒸し焼きのススメ・・・

油をいれた鍋を熱し、肉を加え人参とジャガイモを加える。全体に油が馴染むようにかき混ぜたら玉ねぎを加える。油を馴染ませたら、蓋をして弱火にかける。←蒸し焼き=エチュベ。これをすると肉と野菜からうま味がでてくる。これが野菜と肉から出てくるコンソメのようなうま味成分。炒めているだけでは出にくいうま味成分。

ちょっとしたひと手間で料理の腕が爆上がりする。

⑦水を加えて煮込む・・・。

その間に付け合わせのキャベツの韓国風煮物をつくる。
キャベツの切り方と炒め方とエチュベと味付けの順番。

⑧ルーをいれる・・・

じゃがいもに火が通ったことを確認してから、一旦火を止めてルーを加えお玉で軽く混ぜる。ジャガイモが崩れないようにルーを混ぜるのは意外と難しかったみたい。
お玉の持ち方ひとつで、ジャガイモを崩さずにルーを溶かす方法を伝えたら、驚いていた(*´艸`*)

⑨牛乳を足して完成・・・

150ml、どれくらい?
いつも目分量のためいつもの量を加えて軽く混ぜて火を止める。

シチューと付け合わせの煮物が完成した瞬間、

あ、わすれてた!!!
ご飯炊くんだった~!!
大急ぎ、早炊き設定でご飯を炊いて。

改めまして♥いただきます

待ちに待った晩ごはん~。

炊き立てごはんとシチューと煮物。

とろけるジャガイモととろけた玉ねぎといつも食べてるシチューの味に主人も次女もおいしい&おいしいね~晩ごはん。

長女「作っている時はすごく楽しかった~。だけどどんなふうにやったのかいろいろあって思い出せない~( ´艸`)(*´艸`*)」


おまけ

この日のお昼ごはんは、パスタを。
スパベティのゆで方とパスタの和え方を朝のうちに伝えて後は感覚で頑張れと激励し出かけた。
ミートソースは私が事前に作っておいたもの。

6月2日のお昼ご飯の様子

お店屋さんのミートソースパスタになってました

主人から送られてきたお昼の様子。
事前に伝えたことがこの写真から読み取れました。
★沸騰したお湯でゆでた!
★塩とスプーンのタイミングが抜群だった!
★ゆであがったスパゲティにマーガリン絡めて!
★温めたミートソースをかけた!
★美味しかっただろうな~(*´艸`*)

レトルト食品の温め方や
事前に作ったパスタソースの温め直し方、
盛り付け方もマスターできました。

料理を作れるようになりたいという意欲が盛んな時。
やりたいことをやってもらうのが、一番ですね。

いつもより遅い晩ごはんになりましたが、とっても美味しい晩ごはんになりました。マルシェで疲れて帰っても一緒に料理を作って家族でご飯を食べられたことが幸せでした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?