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鏡に映ってる顔は、ホントにあなたの顔ですか?

鏡に自分の顔を映すと

確かに自分の顔が写り込んでいる。

鏡を見る習慣のあるひとなら

もれなく写っている顔が自分の顔だと思って疑わない。


鏡に映っているその顔は本当に自分の素顔なんだろうか?


大脳緊張を緩めるもっとも有効なアプローチが

自分で大あくびを出せるってこと。

その大あくびを出せるように自分のカラダに向き合っていくと

いかに自分の顔が硬張っているのかに気づいてしまう。


食いしばりがキツクて口を開けないひと

眉間に深いしわが寄っているひと

表情が動かなくなっているひと

笑うことを忘れて過ごしているひと

口角が下がっているひと

耳が硬張っているひと

眼精疲労で疲れているひと

眉が動かないひと

最近、大あくびをした記憶がないひと


みぞおちを緩めることで大あくびを誘導できるのが理想なんだけど

顔を緩めることで大あくびが出てくる人も多い。


大あくびが出るようになると

あごが外れそうです~なんて声を出される。


大あくびというのは

自分で抑えられないあくび

猫が全身で行っているやつ。

意識運動じゃなくって

暴力的にあくびに全身をもっていかれるうような無意識運動。


カラダに表現されている緊張、硬張り。

その大部分は大脳緊張が引き起こしている。

外の現象をこころでどう受け止めたか。

脳内でどんな会話が行なわれているか。


いずれにしてもみぞおちが緩んで

大あくびが出だすと

大脳緊張が緩んでくる。

そして顔が緩んでくる。

久しく見たことのなかった顔が現れてくる。


その現れてきた顔こそが自分の素顔。

大あくびを忘れて過ごしていたときの顔は自分の素顔じゃなかったんだって。

仮面をつけて長らく生きてきたことがよく分かりましたって。

うーん、自分の生き方そのものじゃないですかって

気づかれた方もいらっしゃった。


でも自分が硬張っている事すら気づいていないと

鏡に映っている顔が自分の顔だと思って

疑うことすらせず

そのまま死を迎えてしまう。


死体の顔のしわに愉気をしていくと

しわが消えるらしいんだけど。

それじゃあ、遅すぎる。


やっぱり生きているうちに

自分が自分の素顔に出会いたい。

緩むことで現れてきた素顔って

みんな漏れなく晴れ晴れとして、子供の頃のような明るい表情をしている。



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