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不調の問題は動かなくなっているカラダ。

不思議なことに

似たような状況の方が続いて整体指導を受けに来られることがある。


親の介護で疲れ果てている方が続けて来室されたり

家族との死別から年単位で不調だという方が続けて来室されたり

離婚後に煮詰まってしまっているという方が続いたり


自分ではとっても苦しいんだけど

病院ではどこも悪くないと言われてしまって

どうしていいか分からずに来室される。


家族との死別や

離婚や失業

会社での人間関係に悩んでしまったり

生きる気力が無くなってしまったり

そういった出来事に遭遇した時に

心身の不調を感じられること自体は自然なこと。

たいていは時間の経過が

その不調を癒してくれる。


ところが時間が経過しても一向に不調が解消されないのなら

異常があれば元に戻ろうとする

ホメオスタシスが機能しなくなってしまっている。


その原因の多くは

肉体的な打撲や、心理的な打撲(ショック)により

動かなくなってしまった部位

弾力を失ってしまっている部位があることに起因する。


病院などの検査では異常なしと言われてしまったとしても

自分が実際に苦しいと感じているのであれば

自分の体感が自分にとっては真実なんです。


とっても単純なことで

カラダが変化したら

心も変わります。


カラダが動き出したら

感じている心身の不調も変化していきます。


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大変な出来事に遭われて

煮詰まってしまって苦しいという方が来室された。


カラダを拝見すると

ガチガチに強張ってしまっている。

骨盤も動いていないし

頭骨も動いていない。

だからこそホメオスタシスが機能せずに

不調が慢性化してしまっていた。

要は整体じゃないってこと。


整体指導が終わった後

カラダが緩んでしまって

立てないとおっしゃっていた。

少し休んでいただいて

立てるようになってから帰られた。


帰宅後は倦怠感や痛みを感じてすぐに眠りについたんだそう。

起きてからは頭痛が起こり

その頭痛は1日で収まったらしい。

そのあとからはスッキリとしてきて未だかつてない心地よさを感じられていますって連絡をいただいた。


その経過報告は

彼女のカラダが再び動き出せるようになったことを教えてくれていた。


そう

動かなくなってしまった状態こそが

慢性病と言われたり

改善しない不調であり問題なわけ。

カラダが弾力を回復させようとして

動き出したことで生じる痛みは

歓迎すべきしるしなんだよね。


痛みや発熱を通じて

心身が回復していく体験を積み重ねると

自分のカラダに対する信頼が深まってゆく。



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