3月27日は「さくらの日」
3月27日は「さくらの日」です
3×9(さくら🌸)=27の語呂合わせと七十二候の「桜始開」が重なる時期だから桜を通して日本の自然や文化への関心を深めるのが目的 で制定されました
桜の花(ソメイヨシノ、染井吉野)
そして 来月の4月8日は「花祭り」です
4月8日はお釈迦の誕生日とされています
でも、この日は実は仏教が伝わる前も この日は農業の神様が訪れるおめでたい日でした
桜の木は神様が降りる木として扱われ花が咲くとお祝いをしていました
そんな素朴な信仰がお花見の起源だったようです
桜(さくら)は、バラ科に落葉樹でヒマラヤ原産です
中国大陸、アメリカ、西シベリアなどにも分布していますが、日本に多くの品種があります
園芸品種が非常に多く、春、白色・淡紅色から濃紅色の花が咲く八重咲きの品種もあります
ヤマザクラ・ソメイヨシノ、ヒガンザクラなどがあります
桜は、花や葉、実が食用になっています
花や葉は塩漬けに加工し、果実はさくらんぼになります
ただ、それらは、公園や街路樹として植えられている桜の木から収穫されたものではなく、食用に栽培されている木々から収穫されたものを加工しています
果実は『さくらんぼ(桜桃)』と呼ばれ、6月から7月にかけて実をつけます
品種は、「佐藤錦」「紅秀峰」「豊錦」「ナポレオン」「アメリカンチェリー」などがあります
肉質がやわらかく甘味があり、炭水化物がほとんどでビタミンCを多く含みます
主な産地は山形県です
花は『桜の塩漬け』『桜漬け』『花漬け』などと呼ばれ、発色や花の形のよい八重桜が用いられるのが一般的です
7分咲き前後の頃に軸ごと摘み取り、塩と梅酢に漬けたものです
品種は「関山」「普賢象」などになります
桜湯にしたり、さくらご飯にしたり、お吸い物にいれたり、アンパンや和菓子の香りづけなどに用いられたりします
葉は『桜の葉の塩漬け』などと呼ばれおり主に「大島桜」の若葉を塩漬けにしたものです
桜の葉は、塩漬けにすることで加水分解酵素が芳香成分( クマリン)に変化し良い香りを放ちます。産毛も少なく柔らかで食べやすく、独特の甘い香りが出るのが大島桜だそうです
暖かい陽気の元、満開の桜の下で座ってお花見をしたりお散歩をするのも楽しいひとときになることでしょう
その際にも、まだまだコロナは流行がつづいていますので、不織布マスクをして、ソーシャルディスタンスを保つことも大切になってきます
桜の花(ソメイヨシノ他)
夜桜(撮影したものが暗すぎたので補正かけたら明るくなり過ぎましたw)
夜桜と月(桜の中に月を写し入れています)
桜おこわ
さくら餅…塩漬けの桜の葉で巻いている和菓子
左:関東風の長命寺…小麦粉のクレープ風の皮
右:関西風の道明寺…道明寺粉のおはぎみたいな皮
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