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「積極的に運動せな、いかんよ」

継続しないと衰える!

近頃
もうすぐ80歳になる伯母(熊本在住)と連絡を取ることが多いのですが、

「運動は絶対にしないといかんよ。
おばちゃんは少なくても毎日5000歩は歩くようにしとるよ。歩くのは人間の基本!
コロナ禍でしばらく、水泳教室を
お休みしていたけど、そろそろ再開するかどうか考えているところ。もっと、運動せんと!」

とのこと。

いつも前向きで、元気な伯母ですが、
「継続的に運動しないと、筋力、体力は衰える」
ということを
以前、骨折をした際に感じたそうで

「子供たちに迷惑はかけたくないから
自分のことは自分でやる!」
そのために気を付けているのだと。

80年、生きている人に
「積極的に運動せなあかんよ」
と言われたら

「はい、おっしゃる様に私も頑張ります」
という言葉しか出てきません。


たったの2週間で?

運動をしないでいると筋肉や体はどうなるのか?

ある実験で
2週間、脚を動かさなかっただけで、
若者で28%、高齢者で23%の筋力低下が認められ
筋肉の量は
若者は485g、高齢者で250gの減少。
もともとの筋肉量が多い人ほど影響が大きかったそうです。

もとに戻るには
若者は3倍、高齢者の場合はそれ以上の期間、
トレーニングが必要なのだとか。

一旦衰えたものを、再構築するのには時間も回数もかかります。

(学生の頃、部活動の顧問の先生から、1日休むと3日前の体力に戻ると言われたことがあります。
あれは、練習を休ませないための常套句なのかと思っていましたが、そうではなく統計的、理論的な見解だったのかと改めて気付かされます。)

高齢者の場合、
病気やケガなどで長期の入院により
安静にしている期間が長くなると、
筋肉や関節、臓器などの運動機能が低下する
「廃用症候群」になりやすいと言われます。

そうなると
寝たきりやうつ症状などになることも増え
生活の質(QOL)の低下にも繋がるような
悪循環を招いてしまうそうです。


では、
がむしゃらに動く、筋トレする!ということが
良いのかというと、そういうことではなく

まずは
運動不足を解消すること
が大切だと言います。

 ↓↓↓
手軽にできる、骨を鍛える運動を紹介した記事


まずは自分の体の状態を知ろう

普段、どのくらい運動しているのか?
体力がどのくらいあるのか?

社会人になると、体力測定を行うことはほとんどないのでわかりにくくなりますが
「子供の運動会で久しぶりに走って怪我をした」
とか
「久しぶりにフットサルをやったら肉離れを起こした」
なんて声を聞くことも…

過去に運動歴があっても、
現在、特に運動をしていなければ、定期的に運動をしていた時期とは筋力や筋肉量が違います。


数値化すると、わかりやすいと思います。
〇1日に何歩くらい歩いているのか?
〇普段どのくらいの歩幅で歩いているのか?
〇1週間の間で、何時間、汗をかくスポーツをしたのか?

など、
記録してみたり、計測してみると、現在地がわかりやすく
また、運動量の目安、目標設定もしやすくなります。

↓↓↓ 
自分の歩幅の小ささに驚いた時の記事


最近、同年代の友人との話題に上がるのは
自身の健康や体力について、そして親族の体調や健康問題です。

「自分が元気でなければ、
人を元気づけたり、支えることはできない!」

と、共感し合います。

まずは自分の体調を知り、体力をつけること
がむしゃらに、ではなく続けることが大切!

積極的に動こう!

Aya Horiguchi



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