機織りの音を待ちわびる糸と我
母は織物が趣味のひとつである。仕立てた布で、洒落たバックなどを器用に仕上げたものだ。
年々体調が悪くなっていたのだが、この夏ついに入院してしまった。完治が見込める状態ではない。
しかし、少しでも元気を取り戻し、また趣味に取り組めるようになってもらえぬものだろうか。
夏が終わり、秋にキリギリスやバッタが鳴き始める頃、また機織りの音を聞きたいものだと切に願う。
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本質的に内向的で自分勝手なわたしですが、世の中には奇人もいるものだなぁーと面白がってもらえると、ちょっとうれしい。
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