マガジンのカバー画像

コロナ禍に思う事

11
未知の疫病が私に与えてくれたのは家で長時間過ごす事。その中で思う事を率直に記しました。
運営しているクリエイター

#飲食店

席数減らして営業するべきではない!

席数減らして営業するべきではない!

厚生労働省が推奨する“新しい生活様式”は国策として掲げる必要があると理解できるが、これを遵守せよと言うことは飲食業、特に居酒屋・パブ業態(アルコール売上比率の高い業態)にとっては死刑宣告も同じである。

小売業や飲食業の売上算出式は“客数×客単価”。飲食業の場合、客数は“席数×回転数”によって算出される。回転数は営業時間によるが、摂食は生理行為なので一般論として人が空腹になる時間は同じで、且つ、始

もっとみる
飲食人のみなさんへ

飲食人のみなさんへ

客足が止まり、終息が見えないので不安が募りますね。貴店のみならず、他店も他業種も、みんな同じ状況・心境だと思います。こんな時、何を考え、何をするのかがとても重要と思います。所見ではありますが、以下の通りお伝えします。

【やること】
・制度を利用し借り入れをする(政策金融公庫からの融資とセーフティーネット4・5号を利用した保証協会付き融資)
・支出を出来るだけ減らす(社員スタッフがいない店は店を開

もっとみる
これを機にやめるのも賢明な選択

これを機にやめるのも賢明な選択

長期化の様相は避けられず、五輪も史上初の疫病に因る延期。世界的な流行による世界経済への悪影響も必至。やるせない、不安など、心苦しいのは誰も同じ。

こんな今、これを機に店をやめる事は賢明な選択と言える。

何故なら、コロナウイルスが収束しても、それにより経済活動は大きな影響を受け、不況の様相は免れないだろう。イコール、店にお客が戻って来ても、以前と同等に戻るとは期待できないと予想される。

働き方

もっとみる
居酒屋・パブ業態の衰退から考える外食の近未来

居酒屋・パブ業態の衰退から考える外食の近未来

未曽有の自然災害。未経験の疫病が従来の常識や価値に大きな変化を与える。変化を与えられる物事は今、不自由であったり苦境に立たされている物事である。

その一つが飲食業の居酒屋・パブ業態。

以前からアルコール離れ、会社の飲ミュニケーション回避、働き方改革による残業時間減少などの煽りを受け、外食産業市場の中でも年々5~10%の下落傾向であった上に、夜間活動の自粛、3密回避の働きかけで、特に都市部の駅前

もっとみる