初めてメンタルクリニックに行ってきた
私は複雑性PTSDではないかと思い、専門にしている病院や医師を探していたのだが、見つからなかった。ホームページを見ても、病名に複雑性PTSDが記載されている病院はない。そもそも、薬物治療で治るものではないのだから、当然といえば当然と言える。
結局、ホームページに医師の顔写真があって、雰囲気が良さそうなクリニックを選んだ。患者が診察室に入ると医師も立って挨拶し迎えることを意識しているとブログに書いてあった。比較的、若い医師のようだ。頭の固いおじいちゃん先生は絶対に嫌だったので良かった。
電車で1時間以内、乗り換え1回、少し離れているが誰にも会わないことを考えると安心かもしれない。開院したばかりで初診の予約が取りやすそうであった。
時間より10分ほど前に着いて、問診票をもらい記入した。時間ぴったりに呼ばれて診察室に入った。物腰の柔らかい先生で、できる限り力になりたいと思うと仰ってくれた。もうそれだけで十分だ。
クリニックに来るまでの経緯と今の生活状況、悩んでいること等をさらっと話して、あっという間に30分経ってしまった。本当はもっと感情的に今の苦しさや希死念慮について訴えたい気持ちもあったが、先生が困って引いてしまう気がした。だから、泣くこともなく淡々と話した。先生もこれ以上深く聞かない方が良いと判断したのだろうか、
薬は飲みたくないと言ってみたが、それならクリニックに行く意味はないだろう。色々と安心させるような説明をされて、はじめに抗うつ剤を提案された。ただ、薬を長期間飲み続けること、途中でやめられないことに抵抗というか、恐怖感があったので、頓服がいいと聞いてみた。
頓服の方が依存性が高くなると言っていたが、結局は抗不安薬の頓服で出してくれた。患者の意見を聞いてくれる先生で好印象な感じではある。
処方された薬はそれぞれ20錠
次回の予約を取って、会計をした。以下は今回かかった費用の総額である。
メンタルクリニックの感想としては、こんなもんか、という感じ。特に変わったこともない。ただ薬を飲むタイミングと効果は見極める必要はあると思う。もともとカウンセリングまでの繋ぎのような感覚でいたので、薬に依存したくない。そこは気を付けていこう。
もし、受診をためらっている人がいるのなら、行ってみて嫌な思いをすれば辞めればいい。薬も出されても飲むか、飲まないか自分で決めればいい。もし死にたいくらい悩んでて、どうしようも無くなったら、試しに行ってみるのも悪くはないと思う。
根本的な解決にはならなくても、気分を安定させたり、症状を緩和させることには有効な可能性もある。要は試してみないとわからないので、行き当たりばったりで何でもやってみるしかない。
皆さんの心が穏やかであることを祈っております。それではまた。
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