【鯛の鯛】ホッケ
ホッケと言えば…と言われても何のメニューも浮かんでこないほど、これまではなじみのない魚でした。一緒に届いた鏡鯛やウマヅラハギほどではありませんが(どちらも食べたことがありませんでした)。どんな味なんだろう、身は柔らかいのかな、などワクワクしながら捌きました。
鱗を包丁で落としてから3枚におろします。ぬめりはなく、細長い身体をしているので、鏡鯛と比較するとおろしやすかったです。鱗が小さめなので、周りに飛び散らないよう気を付けながら落としました。
大事に冷凍庫へしまっておくこと1か月。ホッケの頭をあら汁にしました。いつも通り熱湯で霜降りをしてからお鍋の中に入れます。
ホッケ特有の香ばしい匂いがただよう、おいしい汁が完成しました。脂多めで好きな味です。気に入ったのでまた作ろうと思います!
さて、肝心の「鯛の鯛」はというと…。
まるい魚体に、下向きのしっぽが付いた骨でした。目はタレ目気味で、背中にはヒレ?トゲ?がついています。なんてかわいいのでしょう!
もう片方の「鯛の鯛」は、頭部分の骨が上手く取り出せず、ボサボサになってしまいました。なんだか寝ぐせがいているみたい…!
また、こちらの骨は背中のトゲ?が一つ一つ離れていました。1匹のホッケの中から出した骨なのに、左右で少し異なるのですね。
こちら側の骨は少し脆くなっていたようで、洗ったり写真を撮ったり観察したりしているうちにしっぽが外れてしまいました。
調べれば調べるほど、同じ「魚」というカテゴリーでも種類によって骨の形が異なるのだと気付かされます。
次はどんな骨に出会えるでしょうか。楽しみです!
※この下にはホッケのあら汁の写真があります。けっこうショッキングな写真ですので、見ても大丈夫な方だけご覧ください。
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頭部分にたくさん身がついていて、とてもおいしかったです。だんだん目玉を食べるのも大丈夫になってきました。目の周りの柔らかい部分も好き!
歯がちょびっとだけとがっているので食べる際には注意です。
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