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賢く健康的に痩せるには、やっぱりタンパク質だった!!

こんにちは♪朝プロテインを継続中の理学療法士でピラティスインストラクターのManamiです。

今日は、健康になりたい!キレイに痩せたい!だけど何をしたらいいのかわからない、何を食べたらいいのかわからない!!っというみなさま宛にお伝えしたいと思います!

結論から言うと

・ほとんどの人はタンパク質が足りていない           ・痩せるために筋肉も一緒に落とすと太りやすくなる                                                                            ・筋肉をつけて基礎代謝を上げることが健康的な未来に繋がる                             ・タンパク質を取ると痩せやすくなる                      ・有酸素運動よりも筋トレがおすすめ

今の日本人のタンパク質摂取量は、戦後と同じ!!

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えー!!と思いませんでしたか?これは2017年のデータですが、1995年をピークにタンパク質摂取量は下がっているんです。なぜかと言うと、若者の無理なダイエットや中高年のメタボ予防などで、太りそうなイメージの肉やチーズなどを避ける人が多くなったからです。朝はスムージ、昼はサラダボール、夜は魚類です。っという生活をしている方が、健康的ー!!っと言うイメージがついていることが考えられます。しかし、このような食事は、一見野菜も多いし食べ過ぎていないから、とても健康な食事に感じますよね。でも、このような食事をずーっと続けてみてください。確実に「栄養失調」になりますよ!そして、筋肉も落ちて疲れやすくなったり、代謝が落ちて太りやすい体質になってしまいます。なので、おばあちゃんになっても続けて欲しい、健康的な痩せ方、そして健康的な体のキープの仕方をお伝えします♪

理学療法士で「リハビリ栄養」を知らない人はいない!

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「リハビリ栄養」と聞くと、何それ専門用語?難しそう!知らなくてもいいよね?と思う方も多いかもしれません。でも、「健康的に痩せたい」「健康な体を維持したい」「家族に健康でいて欲しい」という方には、ぜひ知っていて欲しいので、少しお付き合いください♪

病院でリハビリを行っている方には低栄養が多いんです。理由は、栄養不足で筋肉が少なく、リハビリを行っても効果が出にくいから。そのため、病院でのリハビリだけでは家に帰るまで回復できずに、リハビリ病院や老人保健施設などに転院しないといけなくなります。また、低栄養の方に対して、リハビリでの運動が悪影響になってしまうため、リハビリをすることが出来ないっという方もいらっしゃいます。つまり、低栄養のまま運動をしてしまうと、生命維持に必要なエネルギーも奪ってしまう可能性があるから運動(リハビリ)はしない方がいいよねっということです。

話がちょっと重たくなりましたが、これがなぜ、今元気な私たちに関係があるのかというと、「低栄養のまま運動をしても、筋肉はつかないからキレイには痩せないよ!」「低栄養のまま運動をすると、むしろ筋肉が減って体調を崩すし、将来的にも元気なおばあちゃんにはなれないよ!」っということが言いたかったんです!!

では、どうしたらいいのか。答えはシンプルです。

『栄養を十分取りながら、筋肉量を増やすこと』『特にタンパク質をしっかり取ること』『運動で脂肪燃焼するより、基礎代謝を上げて脂肪燃焼する』

今だけの痩せBodyではなく、将来性のある健康痩せBodyを一緒に目指しましょう♪ちなみに、病院でも低栄養の方には補食といったリハビリ前後で摂取してもらう、タンパク質ゼリーなどを導入しているところも増えてきています!!以前勤務していた病院でも取り組んでいましたよ♪

タンパク質を取ると、なぜ痩せるのか

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食事をした後に、体がポカポカと暖かくなりますよね?それは。食事で摂取した栄養が体の中で分解されるときに、熱が発生するからです。この反応を「食事誘発性熱産生」「DIT」と言います。1食でエネルギーが消費されるのは10%と言われています。そして、注目して欲しいポイントは、タンパク質は摂取したエネルギーの30%がDITで消費されるということ!!ちなみに、糖質は6%、脂質は4%です。比較してみると、明らかにタンパク質の燃焼率が高いのがわかりますね。つまり、同じ摂取カロリーなのにタンパク質が多いだけで、脂肪を燃焼してくれるから痩せやすいですよ♪っということです。

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もう1つタンパク質には嬉しいポイントが!!

それは、タンパク質は余分に摂取しても他の栄養素と比較して脂肪に変換されにくいこと。脂肪や糖質はイメージ通り、食べたら病気などのいざという時のためにエネルギー源として蓄えられます。しかし、タンパク質は一部は脂肪として変換されますが、ほとんどはエネルギーとして消費されるか、余った分は尿として排出されるんです。そのため、脂肪になりにくい反面、常に摂取しておきたい栄養なんです。ボディービルダーの人たちがこまめにプロテインを飲んでいるのはこれが理由。摂取しないとプロテインは排出されてしまい、せっかく鍛えた筋肉が分解されてしまうのを防いでいます。ちゃんと理由があったんですねー。笑

消費カロリーのために運動するのはもうやめる!基礎代謝を上げるためにチェンジしよう!!

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ここまで読んでくださった方なら、もうお気づきかもしれません。運動の目的はただ闇雲に動いて汗をかく消費カロリー目的よりも、「筋肉量を増やして基礎代謝を上げて強い身体を作るためにして欲しい」と思っています。もちろん理学療法士として、筋力がなくてバランスが上手く取れずに転んで骨折してしまった方を多く見てきたこと、呼吸の筋力も弱くて酸素が上手く取り込めずに在宅酸素が必要な方を見てきたこともその1つです。加えて、効率面を見ても、消費カロリーを稼ぐことはなかなか難しいことが言えます。例えば、体重50kgの方が1時間ウォーキングをした場合、カロリー消費はおにぎり1個分。むしろ、だったらおにぎりを我慢した方がいいように思えます。笑 私も終業後に運動しようと、リハビリ室にあるエルゴメーター(自転車みたいなやつ)を30分間こいでみたところ、消費カロリーはアメ3つ分という結果に愕然としたことを覚えています。もちろん糖尿病や心疾患のある方においては、有酸素運動のウォーキングなどが適していますが、特に持病がない方においては筋肉量をアップさせる筋トレをお勧めします。ピラティスはもっとお勧めします。


最後まで読んでくださりありがとうございます♪今回は「タンパク質がなぜ大切なのか」「タンパク質を摂取するとなぜ痩せるのか」「筋肉を増やして基礎代謝を上げることが長期的にお勧めな理由」についてを、お話させていただきました。次回は、「じゃあ、何を食べたらいいのか」「どのくらいのタンパク質が必要なのか」「プロテインってなんでみんな飲んでるの?」といった内容で、お伝えできたらと思います!!今後ともどうぞよろしくお願いします♪Instagramでも情報発信しています! https://lit.link/mpilates


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