動機づけ・やる気を出すコツ
こんにちは。心理カウンセラーのじゅんさんです(^-^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
外出自粛も解除されてきて世の中が動き出してきそうですね。
私自身1ヶ月前のことを思い出すと、家の中での自分の行動や心身の動きに焦点を当て、内省的な態度でした。
外部との刺激は最小限でしたので、ストレスのかかりかたも変化していたようです。
刺激に対して無防備ともいえる現状の心身で外部と向き合うので、ここから大切なことは「外部の刺激に耐えよう合わせよう」とすることは心身の負担が大きな反動として重くのし掛かってきてしまいます。
まずは冷静に自分自身の心の反応や身体の反応に注目して、自分自身と対話をしながら、「少しずつ慣れていこうか」と傍で見守ることが大切な態度かと思います。
少し長めにリラックス出来るようにしてみるとか、休日はゆっくり過ごすとか、意識的に自分自身を労ってあげることをすると良いかもしれませんね(^-^)
ゆっくりと慣れながらこれからの生活と自身と外の世界と向き合っていきたいですよね。
今回のテーマは【動機づけ・やる気を出すコツ】についてお話ししていきたいと思います。
1.NLPとは
NLPは1970年代にアメリカで開発された心理学的な手法です。
元々は創始者であるリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーの二人がその当時天才と言われた3人のセラピストの研究からスタートしたと言われています。
彼ら3人の天才セラピスト達は並のセラピスト達が何年もかかって治療することができなかったクライアントすら短期間に治療したと言われています。
これは言語が人間にどんな影響を与えるかについての一連の研究からスタートしています。
NLP とは(ニューロ・リングウィスティック・プログラミング)の頭文字をとったもので、日本語では神経言語プログラミングと言われています。
N…神経を表していて五感などと捉えることが出来ます
L…言葉を指しています
P…プログラミングを意味しています
NLPは五感と言葉が脳のプログラムを作ったり起動させたりしているという風に考えることができます。
これは NLP の発祥の地アメリカでは脳の取扱説明書などと言われています。
NLPは、脳に関する実践的な研究がされていて、応用範囲は人間の営みの大半に関わっていると考えることができます。
2.動機づけ・やる気を出すコツ
【動機づけ・やる気を出すコツ】
①動機・やる気の源泉は思考ではなく身体感覚
②まずは視覚・聴覚を経由してイメージする
私達は人とコミュニケーションをとる時に、 言葉を使ってコミュニケーションを取っています。
それは【五感体験】を通して行なっているんですね。
①…小川の流れるさらさらした音が聞こえて気持ち良い気分でした。
ということを聞くと、それを聞いた人の頭の中では 昔聞いた川の流れる音を思い出したりとか、川の映像を思い出したりして聞いているんですね。
②…夜空に浮かぶいくつもの輝く星たちがとても綺麗でした。
とか、そんな話を聴いたら、 過去、夜空を見上げた時に見た星々を思い出したりとか、映像としてイメージしているのではないでしょうか。
③…私がひどく落ち込んでいる時に、家にいた猫がそっと優しく私に近寄ってきて 私に頬ずりをしてくれました。「大丈夫?」と言ってくるように、私を見上げてきてくれていました。 私は何だかその猫の行動に、とても嬉しくなって涙が溢れてきた。
私も昔猫を飼っていたんですが、動物は身体感覚の変化に敏感なのかもしれません。私も同じ様な体験をして、猫に助けられてきました。
きっと同じ体験をした飼い主さん多いのではないでしょうか。
こんな話を聞くとグッとくるとか、涙が出てきたとか、感動するとか。 同じ体験を思い出したとか。
そんな感覚を覚える方もいるかもしれません。
これは【身体感覚】が反応しているんですね。
今回のテーマ【動機付け・やる気を出すコツ】というのは、この【身体感覚】への【アクセスがポイント】になるんですね。
この動機付け、または【やる気を引き出す】こと。
やる気は五感で表すと、 五感の中の【身体感覚】に当たるんですね。
なぜならば、やる気は
【頭でイメージするもの】 =【視覚・聴覚】等の映像イメージではなくて、多くの人にとっては
【胸やお腹で感じるもの】= 【身体感覚】
と言われているんですね。
やる気を引き出すには、自分自身またはその相手が【好ましい身体感覚】を引き出すような言葉の使い方をすることが大切なんですね。
【動機・やる気の源泉は思考ではなくて感覚】です。
【目標を達成】するためのバイタリティーを伴った行動の源泉は【やる気】なんですね。
人間は頭で正しいと思っていることでも、それを行うのが嫌だと感じる場合はなかなか実行できないんですね 。
【考えること=思考】が【やる気】を作り出すのではなくて、【気持ち=身体感覚】が【やる気の源泉】なんですね。
何をするのかを考えたり、思考することはその物事の方向性を決定しますが、 それを効果的に実行して達成できるかどうかは、やる気を感じるかどうかにかかっているんですね。
ここで一つ質問させて頂きますね。
①…今、やる気を身体で感じてみてください。
どうでしょうか?すぐに感じることができましたか?おそらく難しかったと思います。
それではここでもう一つ質問させて頂きますね。
②…あなたがやる気に満ちていた時のあなた自身を思い出してその時の映像を見てください。
そうそう。
どうでしょうか?おそらく比較的容易に、2番目の質問の時の方が、その時の映像を思い出せたと思うんですよね。
このように、【身体感覚は動機付け・やる気を出す時にとても重要な感覚】ですが、視覚・聴覚に比べて【自ら作っていくことが難しい】んですね 。
ではどうすれば身体感覚につなげることができるのでしょうか。
それは【比較的再現しやすい視覚情報、聴覚情報のイメージを経由していく】ことなんですね。
昔私が仕事をしていた時にやる気が出たという時のお話を1つしてみたいと思います。
昔私は介護施設で仕事をしていました。その時の私は夏祭りの企画をしていたんですね。施設では、夏祭り、盆踊りなどを企画することがよくあります。
その時、私はヨーヨー釣りの企画をしていたのですがどのようにセッティングしたら良いのかと悩んで、考えていたんですね 。
私はある一人の認知症の人をイメージして考えてみました。 この認知症の方がその場で不安になったりとかせずに、 どのようにヨーヨーを釣り上げて喜んでくれるか。 どのような音楽を流せばその方は喜んで笑うのか。 そのような映像を頭の中にイメージしていたんですね。
そうすることで、こういう所に気をつけようとか、職員の配置はこうしてみようとか、アイデアが浮かんできて【やる気が出てきた】んですよね 。
やる気のポイントというのは人それぞれですが、まずは【映像のイメージ】とか、【 耳から入ってくる聴覚的なイメージ】をしてみるということが大切であると言われているんですね。
・かつてやる気があった時の自分は?
・そしてそれはいつだったのかな?
・その時、自分自身の頭の中で何を見ていたのかな?
・何を聞いていたのかな?
これらを意識してみると。今あなたが取り組んでいることも【動機付け】られて。【やる気】が出てくるのかもしれませんよね。
今回は、 【動機付け・やる気を出すコツ】についてお話しさせていただきました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまたお逢いしましょう(^-^)
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