人との間に境界線を引きましょう!『ほどよい距離が見つかる本』を読んで
■こんな方にオススメの本
・人には親切にしなきゃいけない
・もっと頑張らないとと思う
・困ってる人を放っておけない
・自分だけ幸せになるのは気が引ける
距離感が示すもの
タイトルにある『ほどよい距離』とは人との心の距離感のことです。
人にお願い事をされたときに、期待に応えようと頑張り過ぎて疲れ果ててしまうことないですか?
人に与えすぎたり、合わせすぎたり、ガードしすぎたり、疲れることがないですか?
それは心の距離が近すぎたり遠すぎたりして
いて、心の距離感が自分と合いっていないのかもしれません。
距離感の不一致が続くとストレスが蓄積され、心身共になにかしらの不調が生まれてしまいます。
心の距離感がつかめないあなたを守るための方法が、人との間に『境界線』を引くことです。
境界線という判断基準があることで、選択する際の迷いが軽減し、ほど良い距離感を保つことができます。
境界線には
①自分と他の人とのあいだにひく
②自分との間にひく
2通りがあります。
①については、他の仕事や悩みなどを、自分のこととごちゃ混ぜにならないためのルールです。
②については、仕事いつまでやる、電話は10時以降は取らないなどのマイルールのようなものです。
相手と距離を保ち過ぎても苦しくなるし、境界が無さ過ぎても振り回されてしまう。
ポイントは程よくちょうどいいポイントに境界線を引くことです。
境界線をいいポイントに引く方法として
・心の特徴を知る
・人間関係の仕方のパターンを知る
・子供の頃の役割を知る
・心の安定のための方法や目標の立て方 など
が書かれています。
依存的な関係を築いてしまう人
特に興味深かったのは依存的な関係を築いてしまう人の部分です。
「DVする相手ばかりを選んでしまう」といった話を聞いたことがありませんか?
これは男運が悪いで片付けられない問題のようです。
DVが生まれる背景には片方だけの問題ではなく双方が関係しているそうです。
詳しく説明していきます。
■DVをする側は
DVしてくる人は、「強い人」「横暴な人」
といったイメージがあると思います。
強くで横暴だからではありません。
実は、相手との依存関係に悩んだときの対処としてDVをしている可能性があるというではないですか。
つまりは
DVすること = 関係性を円滑にするために必要なこと
■DVをされる側は
相手の要求に沿わなければ敵対的になるし、自然な欲求は否定され、そのままの私を受け入れてくれない。
といった気持ちがあるそうです。
つまりは
相手の要求に沿う事(DVされること) = 自分を受け入れてもらう方法
ザックリとまとめると
攻撃がないとお互いの関係性を保てなくなっている状態ということです。
もちろん全てのケースで当てはまることではないと思いますが、DVされる側が相手をDVするように仕向けている可能性もあるということになります。
他人との距離感がつかめないと、相手を比較する対象としてみてしまいます。
他人を比較する対象と見てしまうのはとても不自由なことです。
他人と楽しむ、喜ぶ、笑う、弱さを共感する行為など、思いを分かち合うことができないですもん。
それでは人間関係が疲れてしまうのは当然です。
自分を守るためにも、相手を守るためにも必要なものが『境界線』だと思います。
人との距離感が難しいと思う方にオススメです。
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