見出し画像

「眠れなくなるほど面白い自律神経の話」読書感想文

「眠れなくなるほど面白い」シリーズの自律神経に関する本を
読了したので感想文を書きます!


本書を読んだキッカケ

「自律神経って何だろう…セロトニンと関係するのか?
よく知らないからこそ学ぶ価値があるはずだ!
よし、取り敢えずダウンロードしてみよう。」

これが安直な読む動機です。

本書を読んで得た気付き3つ

①「サイバー心気症」の危険性

1つ目は「サイバー心気症」と呼ばれる現代人が陥りやすい
状態に関する話です。

現代の社会は恵まれていて、今ではインタネットで様々な病気の
セルフチェックを受けることが出来ます。

有効活用すれば病気の早期発見に役立ち、適切な対処を行う
ための道具として利用出来るでしょう。

しかし、道具に使われてしまう人がいるのも事実。

セルフチェックの診断結果に一喜一憂して、
自分がその病気であると信じ込んでしまい、

本当に自分の精神状態が悪化してしまうケースも
あるのです。

今思うと、数ヶ月前までの自分は何度も何度も同じ
パーソナリティ障害の診断を受けて、

勝手に「前より酷くなった」とネガティブな言葉ばかりを
呟いていました。

最近になって情報の過剰摂取に気を配るようになり、
パソコンの画面に張り付く生活から、

隙間時間には本を読むというライフスタイルに
切り替えられた気がします。

これからもサイバー心気症にならないように、
情報とはある程度の車間距離を保ちながら生活したいです。

②セロトニンの95%は腸内で生成される!

抑うつ感をもたらし、幸福感を高める脳内物質の
セロトニン」。

本書では新たな未知の事実が書かれていました。

見出しで分かると思いますが)
セロトニンの約95%は腸壁で生成されるのです!

つまり、腸内環境を整えることもセロトニンの分泌に
関連するということ。

てっきり「日光を浴びる」「咀嚼」「リズム運動」以外の
Todoが無いと思い込んでいたので、

腸内環境を整えるためのワークもこれから実践することで、
日光を浴びる余裕が無い時にも備えられると考えました。

腸内環境を整えることに関しては、
食事の面では母が異常なまでに処方箋を出しているので、
他の生活習慣を身に付けます。

③呼吸法で不安な気持ちを和らげる

「不安」「イライラ」「集中できない」

これらの症状が出た時に僕が脳死でやっていた対処法は
「睡眠」「運動」の2つだけです。

流れに任せて外に飛び出し、深夜に全力疾走。
そしてそのまま眠りにつくというゴリ押しの対処法で
負の気持ちから逃れようとしていました。

どちらも樺沢紫苑が本や動画で提唱していた対処法ですが、
なぜだか「呼吸法」という不安への対処法を僕は無意識的に
避けていたようです。

恐らく、「そんなんじゃ怒りは収まらない!」
「不安な時に咄嗟にやれるわけがない!」という
白黒思考からなる偏見を引きづっていたのでしょう。

しかし、本書で紹介されていた「1・2呼吸法」を実践したことで
呼吸法のポジティブな効果を自分の身で体感しました。

1・2呼吸法は「鼻で3~4病息を吸い、口で3~4秒かけて息を吐く」
という極めてシンプルな呼吸法です。

これを大体2分間続けてやります。

本当にどうしようもないくらい精神崩壊している時は
今までのやり方が有効でしょうが、

「少し興奮して眠れない」くらいの状態であれば、
この呼吸法を実践して気持ちを落ち着かせられるようにしたいです。

Todo

①必要な時に必要な情報を取りに行く。これ以上負のエネルギーを
 溜め込むネットの診断はやらない。障害は受容するのが良い。

②朝昼夜どの時間もご飯を食べるときに一口あたり20回以上
 噛んで食べる癖を身につける。普段から早食いをしているわけでは
 ないが、噛む回数はもう少し増やしてもいいかもしれない。

③ブルーライトを浴びたりして眠れない時、軽い不安な気持ちに
 苛まれている時は「1・2呼吸法」を行う。

全体を通しての感想

全体としての感想は、
「メンタルに関する自律神経の整え方は
 既に実践しているものが多いので、これ以上深めても
 新しい発見は少なそう。
 腸内環境など食や運動に関係する知識はまだまだ未熟なので
 これから開拓していくのが楽しみ。」
です。

よって次回の「眠れなくなるほど面白い」シリーズは
免疫力に関する本を読みたいと思います。

総括

今回は「眠れなくなるほど面白い自律神経の話」を読了したので
読書感想文を書きました。

脳の話と同様、次のページで何が書かれているのかと
ワクワクが止まらなくなる話ばかりでした。

ここまで記事を読んでくれて
ありがとうございます!


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集