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先に貢献するリーダーと後から貢献するリーダー

昨日、驚いたことがありました、
ぼくは心から感動しています。

ぼくのお見舞いに、
わざわざ往復6時間かけて会いに来てくださった方がいました。

現地には、いけないけれど、
「何かの足しに使って」と
お金を入金してくださる方もいらっしゃいました。

どちらの方も
僕のお師匠様です。
組織のリーダーです。

僕のような組織の末端の1人にまで
心を砕いてくださる。
そんなリーダーがいるのです。

僕は心から
そんなリーダーを尊敬しました。
そして、そのようなリーダーでありたいと自分自身も強く思いました。

今日は、
世の中には先に貢献するリーダーと
後から貢献するリーダーがいる。
そんなお話をさせていただきたいと思います。


ぼくらは、
先に貢献するリーダーの背中から
姿勢を学びたいものです。

▷お金を稼ぐにはどうしたらいいですか?


そんな質問をいただくことがあります。

そういう人は、決まって、

お金を稼ぐ魔法の方法があると思っているようです。

湯水のごとく、お金が湧いて出てくる方法。

楽して、リスクなくお金を増やすことのできる方法です。

▷魔法はいつか解ける


かくいうぼくもそうだったことがあります。

こうすればお金が増える。

ああすればお金が増える。

そんな情報を追いかけに追いかけていました。

ぼくもまた、そんな魔法があると信じていました。

寝ているだけで、
毎月1000000の収入が入るようになったころから、

様子が変わってきました。

自分が働くことの意味がわからなくなってきたのです。

確かに仕事は楽しいと思っていたのに、

お金が出るからやっている。

そんな風に思うことが多くなっていきました。

1日のほとんどの時間を仕事に使っていたぼくは、

なぜ仕事をするのかを考えるようになり、

お金は入ってくるのに、

幸福度は下がっているのを感じました。

やがて、魔法は解けて。

安定収入はなくなっていきました。

▷貢献と自利利他


貢献とは、
見返りなく相手のために純粋に取り組むことです。

見返りなくというのがかなり難しいところです。

後で倍にして返してもらおうとか、
ここで親切にしといたら後で得するかなとか。
そんな思いでやるのは
純粋な利他の精神をもった貢献ではありません。

可能な限り、
見返りを求めず。自利を求めず。
相手に尽くすのが貢献だと僕は考えています。


▷貢献の歪み

貢献が好きな人が陥りやすいのが
お金の排除です。

多くの人が
最初に陥るのが、
お金目当てでサービスをするのは悪いこと。だから、お金を自ら遠ざけようとする歪みです。

貢献をするとさまざまなものを受け取ることがあります。
品物だったり、時にはお金を渡してくださることだってあります。
あまりにも思いがけない贈り物なので、
それを、「大丈夫です」と頑なに受け取ろうとしないのです。

受け取ることへのブロック。

いつのまにか、
自分は受け取ることをせず。
どんどん消耗をしていってしまうのです。

いちばん困るのは、
それに本人が気が付かないということ。

▷自利的な貢献しかしなくなる


次の段階では、
奪われまいと思って、
有償でしか提供をしなくなります。

非常にビジネスライクな関係性が生まれてきます。
ただではやらないよ。


それは、自分を守るためにとっている行動なのに
ちょっと息苦しい世界でもあります。

いつの間にか
お金の関係が付きまとっていくことになります.

▷貢献されるとしたくなる

僕が
冒頭の「お金を稼ぐにはどうしたらいいですか?」に
いつも決まって答える回答があります。

「十分な貢献をしていますか?」

僕もまた、こんな経験がありました。

本を260冊、僕の友達に無料でプレゼントをさせていただいた時、思いがけずお金をくださる方がいました。
地元の特産品と言っておいしいプレゼントをしてくださった方もいらっしゃいましたし、雑貨屋さんで見つけた素敵なものをグッズをお送りくださった方もいらっしゃいました。

無料や破格でセッションをさせていただいた時には、食事をご馳走いただいたり、料金以上の金額をお支払いくださった方もいらっしゃいました。


ギブの精神で生きていれば、
相手がそれを受け取ってくださり、
何か別の形で貢献をしてくださることがあります。

▷貢献が先のリーダー

僕のお師匠様たちは、
間違いなく貢献が先のリーダーでした。
だからこそ、その組織は心地よく、
僕もまた更なる貢献をしたいと思えるのです。

そんなことを気がつかせてくださったリーダーたちの背中を見つつ、
自分もまた1つ大きく成長していきたいと考えています。



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