ストレス 心身が受ける負荷
僕たちが職業選択をする際に、身体的や物理的に自分に合った仕事や心理的な(やりがいなど)部分を重視することが多いと思います。
ですがせっかく選んだ職業でも、その環境の労働が過剰なストレスとなり、心身の健康を阻害することも数多くあります。ストレスはない方は良いのですが、ストレスゼロってわけにもいかないのが難しいところ。ストレスと健康について考えてみました。
ストレスからくる「精神症状と身体症状」
ストレス反応はもちろん個人差あると思いますが、過度なストレスはストレス反応として精神症状や身体症状にすぐ現れます。嫌な会議の当日に下痢をするとかよく聞きますよね。
いかに並べてみたのですが、これが全て一気に出ることはないけれど並べてみただけで結構嫌な気持ちになりました。
精神症状
意欲低下
イライラ
攻撃性が増す
落ち込む
不安
集中力低下
緊張感
抑うつ
身体症状
頭痛 めまい
目の充血
肩こり 首のハリ
多汗 蕁麻疹
腹痛 便秘や下痢 嘔吐
動悸 息切れ 不整脈
円形脱毛症
胸焼け 食欲低下
この辺のストレス反応が出てくると、欠勤や通院、休職や離職などがちらついてくる話になってしまいます。
「職場ストレッサー」 働く上でのストレスは何なのか
まずはストレッサー(←ストレスの要因のこと)を知るところが大事です。大きくざくっと分類するとだいたい3つくらいにわかれる。
人間関係によるもの
上司部下や同僚との関係 ハラスメント仕事内容や働き方によるもの
仕事の適正 仕事をコントロールできるかどうか
適正な業務量 勤務時間 労働時間キャリア形成に関すること
将来性 やりがい
個人的には、全部を無くすということ自体無理は無理な発想だと思っています。そのため、自分がストレスをどこまで許容できるかが重要です。対策の取れるものとそうでないものの分類をしておくことも必要です。
ストレッサーとの距離
可能ならばストレッサーには触れない、近づかない ができると良いと思います。「触るな危険」的な感じですね。わかりやすいところで言うとストレッサーとなる相手とは物理的に距離をとる、などが挙げられます。もちろん避けて通れないものも多いけれど、一番簡単と言えば簡単な方法です。
ストレスコーピングという技術
ストレッサーを上手にコントロールする技術です。コーピングの目的は、「ストレス要因に対してアプローチ」して「負担を軽減」することにあります。
このコーピング技術を上手に活用することができれば、自身が感じるストレスを管理できるようになります。ストレスとどのように向き合うかを理解し、その対処方法を考えて実行していくのが特徴です。これについては今度しっかりと書いていこうと思います。
こちらにはストレスマネジメントについての根本的かことが書いてあります。よかったらみてください。
最後に
健康に働くためにはストレス管理は重要です。実際ストレスを溜め込み過ぎると睡眠不足や免疫低下により、健康が損なわれていきます。そうならないためにも、働く際のストレスとの向き合い方は非常に重要となってきます。
仕事や働くことで困っている人、いろいろ話を聞いてみたい人、ビジネスマインドやメンタルヘルスの領域で困っている人 などなど。趣味レベルですが無料で相談受けています。是非気軽にご連絡ください。