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ダイエット2.1週間経過 数字は目安

#34基礎代謝

 前回のインボディ計測で、ボクは少しガッカリしました。

 基礎代謝が下がってしまったからです。

 この2ヶ月間、ボクは代謝を上げるために必要だと思うことを自分なりに考えて行動しました。

 食事面においては、1日3食。間食を控え、20時以降は食べ物を口にしない。(ただし、仕事の都合で20時を過ぎた時、夕食はしっかり食べます)

 運動面では、有酸素運動(ウォーキングやランニング)、帰宅後には筋トレ。

 以上のような活動をして、インボディ計測。

 ボクは、以前より活動量がアップしているから代謝も上がるだろうと予測していたのです。

 すると、基礎代謝量の数値が下がっているではないか。

 そこで今回は、なぜ基礎代謝量が下がったのか。おかしいだろ!!と納得がいかず、

 ゼロから知識を深めようと思い勉強することにしました。

 基礎代謝とは何か

 そもそも代謝を上げると言っているボクは、代謝とは何かをわかっているのか?

 まずは基礎知識を学ぶことにしました。

 ボクの結論。

 代謝とは、

 燃焼すること。

 専門的な、ヒトの代謝の仕組みなどは難しくて分かりづらいので、専門書を読むことをオススメします。

 本質的には、代謝とは燃焼のことです。

 ここまでは理解することができました。

 それでは、基礎代謝とは何なのか。

 いよいよボクの疑問に近づいてきました。

 基礎代謝とは、

 何も活動をしていない状態のエネルギー燃焼量のことで良いと思っています。

 ヒトは、活動していない時でも呼吸をしたり、食べたものを消化したり、心臓が動いたりしています。

 つまり、基礎代謝量とは、生きるうえで最低限必要になるエネルギー量だということが分かりました。

 それでは、ボクの基礎代謝量はなぜ下がってしまったのか。

 ここが大きな疑問だったのです。

 基礎代謝量の計算方法

 ボクは勉強して、インボディ計測をしなくても、自分で基礎代謝量を計算できるようになりました。

 基礎代謝率(BMR)の計算式

幼児(0〜3歳) BMR=27×体重-30
子ども(3歳から思春期まで) BMR=10×体重+511
女性 BMR=5×体重+607
男性 BMR=7×体重+551

[ポンド単位の体重での方程式。キログラム単位の体重を0.45で割った数値を代入すればよい]

運動しても痩せないのはなぜか:代謝の最新科学が示す「それでも運動すべき理由」ハーマン・ポンツァー 小巻靖子=訳 

 実際に基礎代謝量を計算してみた

 ボクの基礎代謝量は、インボディでも計測されています。

 2023年4月2日時点のインボディ計測結果では、

 体重72.3kgでした。

 そして基礎代謝量は1670kcalでした。

 それでは実際に自分で基礎代謝量を計算してみます。

 まず、体重72.3kgをポンド単位に変換します。

 72.3÷0.45=160.666…

 ボクは小数点以下を省略して計算します。

 ボクの体重をポンドにすると、

 160ポンドということになりました。

 これを

 男性 BMR=7×体重+551

 に当てはめます。

 BMR=7×160+551=1671

 この計算式に当てはめて計算しても基礎代謝量は

 1671kcalということでした。

 もう基礎代謝量を自分で計算できるぞ!!

 もう一度、計算してみます。

 今度は前回のインボディ計測結果から、基礎代謝量を計算します。

 2023年6月3日時点

 体重64.8kg

 ポンド単位に変換すると

 64.8÷0.45=144

 144ポンド。

 BMR=7×144+551=1559

 1559kcalということで、

 インボディ計測結果の基礎代謝量は1569kcalでしたから、

 近い数字が出せました。

 興味のある方は、自分の体重から基礎代謝量を計算してみてください。

 学んだこと

 ボクの疑問は、2ヶ月間頑張って減量して、運動も取り入れているので、代謝が上がったと思っていたのに、実際には基礎代謝量が下がりました。これはどーゆーことなんだ?

 でした。

 そして上記の計算式から、

 活動量に関係なく、体重が多いほど基礎代謝量の数値は上がることがわかりました。

 ボクの場合ですと、体重が落ちたので基礎代謝量も下がりました。

 そして、年齢も関係しています。

 基礎代謝量は、体重と年齢から算出された数値だということが分かりました。

 つまり、運動してもしなくても、基礎代謝量には影響しないんですね。

 それじゃあ、

 代謝を上げるってどーゆーこと?

 大切なこと、それは体組成

 カラダが大きいヒトほど、エネルギー消費量も増えるという構造は理解することができました。

 ボクは、単純に以前の自分の体重と、直近の減量した自分の体重を比較して、基礎代謝の数値が下がったことに落胆していました。

 謎が解けてきたぞ!!

 ガッカリしなくていいんだと思いました。

 それでは、体重が同じヒトと比較した場合はどうでしょうか?

 基礎代謝量は、先ほどの計算式に当てはめても、数値は変わりませんよね。

 基礎代謝量の数値は、目安として理解することにした方が良さそうですね。

 そして、大切なことは個人差があるということです。

 体重が同じでも、筋肉量や脂肪量、水分量、臓器の大きさの違いでもカロリー消費量は変わってきます。

 もちろん、運動しているヒトとしていないヒトでもカロリー消費量は変わります。

 これらの数値は、単に基礎代謝量を見ただけでは分かりません。

 数値をそのまま受け入れてはならない。

 カラダを組織している成分、つまり体組成という中身が大切なんですね。

 体組成の違いによって、基礎代謝量は実際の数値よりも200〜300kcal上下するそうですから、数値には表れない大切な部分だなぁーと実感しました。

 結論

 ボクはいろいろ勉強をして、一つの答えを出しました。

 代謝を上げるということは、カロリー消費量を増やすこと。

 脂肪細胞は、カロリー消費量がかなり少ない、

 そして、筋肉はカロリー消費量がかなり多い。

 だから

 身体活動を活発に行い、代謝を上げるんですね。

 なるほど。

 最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。



























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