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夕涼みに木魚が響いた 兵児帯の金魚が夜店を泳ぎゆく 月極ガレージの中で咲く花よ 川の中に…
さるかに合戦のうすみたいな存在 ここにもさざれ石の由来の岩 サーキュレーターにきな粉がや…
春。暮れのチャイムが町に流れる時間に私のシフトは始まる。自動ドアが開くたびに生暖かい風が…
「一番センター中山!」 「っぁあい!!」 苦しいほどに熱く照りつける太陽。 「二番ショート…
春、空気がとてものんびりしている。 ここ最近、ふとした時に俳句の歳時記をめくっては、何と…
買い物を終え外に出ようとして、はたと手が止まった。自動ドアの横に置かれた傘立てには、大小…