彰子さま二人目の皇子が誕生。伊周さんはこの世を去り隆家さんが敦康親王の後見に。道長さん、敦康親王が光る君にかぶれていると元服を急ぎます。一条天皇は体調を崩します。賢子の裳着を済ませ、為時さんの越後行きに着いていった惟規さん、急病で亡くなります。都に帰りたい辞世の句が悲しいです。
日比野は髪を明るくしてみた。 しかし翌朝、慄いた。洗面台の流しに毛が流れるのを発見したのだ。彼は髪を黒く戻した。 翌日もまた毛は流れた。 また明るくして、また黒くして…… 毛は抜け続けるが、なぜか日比野の髪が減ることはなかった。 「まさか!俺は髪が生え続ける呪いの人形なのか?」