矢口れんと 2020年3月16日 11:42 日比野は髪を明るくしてみた。しかし翌朝、慄いた。洗面台の流しに毛が流れるのを発見したのだ。彼は髪を黒く戻した。翌日もまた毛は流れた。また明るくして、また黒くして……毛は抜け続けるが、なぜか日比野の髪が減ることはなかった。「まさか!俺は髪が生え続ける呪いの人形なのか?」 いいなと思ったら応援しよう! ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います! チップで応援する #日記 #エッセイ #ショートストーリー #140字小説 #抜け毛 #ひねくれ大学生日比野くんの日記 #39話 26