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『BIRTHDAY』ー詩ー

『アイシテル』ー詩ー

『臆病』ー詩ー

「確かなこと」ー詩ー

 少しずつ朝日が昇ってきて、街が色づいていく  近くのビルの上にいるカラスの羽が空色に染まる  コーヒーを啜りながら景色を眺める  カラスと共に一日が始まるのを見ている  まるで映画館のスクリーンを見ているような  隣り合った席で、カラスと並んでポップコーンを食べているような

ありがとうは、あなたのためにある言葉 さよならは、ぼくのためにある言葉 結婚という二文字が魅力的だったころ 幸せは当たり前だった 月日はあらゆるものを変貌させ 幸せってことを考える一瞬もなくなってしまった あなたにさようならを言う前に いま あなたにありがとうと言っておこう!

【詩】宇宙の神秘

1年前

140字の詩「上を向いてみよう」

詩「探求心」

140字の叙情詩「人生の色」

140字恋愛詩「準備期間」

140字の叙情詩「冷たい手」

空が光り叫んだ

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地に沈んだ陽が最後の赤光を放っている

4年前

糸雨に濡れる夜の往還

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土砂降りに続いて

4年前

大気は留まれば塵に煙り

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バスが停まった

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未来を変える

4年前

街の灯りが一つずつ落ちていく

4年前

墓苑の階段を踏み外し

4年前

陽が沈んでなお

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子どもの笑い声が響く

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灰色の空が黒となった

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鳥が夕闇にピューリラルリルラとなく

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狂気が急速に拡大する

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三日月の昇る河原

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隣人がいてもわからない

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朧雲に透ける月下の廃墟

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自分は蟻のように生きられるか

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それは見慣れた空

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道行くとレンガの壁

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階段に外灯が点る

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廃寺の釣鐘堂

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夏至に帆を上げ

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暗い街灯が点滅する小径

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ミカエル様との会議はいかがでしたか

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父子が自転車を押し隧道を行く

4年前

16のとき分校のグラウンドに寝そべって流星群を眺めた 惜しみなく流れる白い軌跡を見つけるたびに金金金など、真剣さのないお願いをたくさんして、ばかだねと笑いあった あの濃密で軽薄な匂いはもう嗅げない 惜しみなく手放してしまったわたしの夏たちはガラスの中で、今もどこかの夜を漂っている

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港の中の

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すでに足もとに注意する者は稀で

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翳りゆく層雲に

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Twitter詩 2020.1

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大地の裂け目から

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急な石段の先で樹々の回廊に出た

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交差点でよろめき

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天が泣いていた

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【8月4日】140字詩投稿分 1編/4編

【8月3日】140字詩投稿分 1編/3編

【7月31日】140字詩投稿分 2編/2編