稲葉圭昭『恥さらし』を読了。日本の警察組織の持つ構造的な闇の告発の書になっています。また覚醒剤を使用することの地獄が描写されています。野沢尚『烈火の月』と『恥じさらし』は両方読んで欲しい作品です。読み終えて、黒澤明監督の『野良犬』を思い出しました。稲葉さんには「義」がありました。
安倍元総理が暗殺されて…もう随分と過去の出来事の様に世の中は過ぎ去っている。 慌ただしい世の中の為であろうと思う。 しかし、私は今でも…この事件について不可解に思っている。 あの様な粗末な手製の銃で…あの環境で彼が一人で殺害したことを… スナイパーは音無くビルから狙える。