いつかダレカに預けられた重荷を、君に受け渡して居るんじゃないかって。 いつも僕は不安になるんだ。 だって。 君の耳に届く言葉が、今の君とこれからの君を形作っていくんだから。
君の綴る言葉が、顔も知らない『ダレカ』を助けることもある。 君の弱さと強さが混じったようなその色が、僕の瞳に映る「美しさ」って言うやつなんだ。
『だいじょうぶ、だいじょうぶ。』 ひとりぼっちでも。 「僕が自分を信じて進む」って、信じてくれる人が居るから。 真っ黒なカイブツになんて、なったりしない。
「待ってる。」だけじゃ、ダメなんだ。 いつか流れていたアニメのセリフが、僕の耳から離れてくれない。
曲がったピンクのスプーンに、零さないようにと「愛」を乗せた。 跳ね返されたソレが、僕を傷付けたとしても。 拾い上げ「今度は何を乗せてみようか?」と。 きっと、ずっと。 投げ捨てたりなんか、しない。