「待ってる。」だけじゃ、ダメなんだ。 いつか流れていたアニメのセリフが、僕の耳から離れてくれない。
曲がったピンクのスプーンに、零さないようにと「愛」を乗せた。 跳ね返されたソレが、僕を傷付けたとしても。 拾い上げ「今度は何を乗せてみようか?」と。 きっと、ずっと。 投げ捨てたりなんか、しない。