僕は、君の言葉を聴きたい。
僕の右耳は夢見がち。
すきな音楽と声がずっと流れていて、いつも楽しく過ごしている。「やりたいこと」のため、早口の言葉を拾い集めて頭の中にファイルしていく。
僕の左耳は現実主義。
誰かや「ナニカ」の声を聴いて、頭と心で分析して過ごしている。「やるべきこと」のため、難解な言葉を拾い集めて紐解いていく。
右耳は僕を助けてくれる。
左耳の「現実」が、僕を「ナニカ」にしようとするとき。
左耳は僕を引き留めてくれる。
右耳の「夢」が、僕を「その場所」から連れ去ろうとするとき。
右耳も。左耳も。
僕の耳だ。
何を聴いて、どんな言葉を拾い上げるのか。
その言葉を、どう捉えるのか。
頭で考えるのか、心で感じるのか。
僕の自由だ。
僕は、こう想う。
僕は、こう感じる。
僕は、こういう言葉を遣う。
ある人が聴いた僕は?
素直で、愛想が良く、何でも出来る人。
ある人が聴いた僕は?
我儘で、無愛想で、何をやらせても不完全。
誰かが作った僕は、「本当の僕」とはかけ離れている。
言葉が、人を作るのかもしれない。
言葉と行動が、その人を表現している。
行動の結果が、その人の力量なのかもしれない。
じゃあ、その人の「気持ち」は?
「こころ」は、どこにある?
「こころ」は誰にも見えない場所にある。
「気持ち」は言葉にしないと伝わらない。
言葉には、「気持ち」と「こころ」が隠れている。
だから、このふたつある耳で、聴き逃さないように。言葉を拾い集めるんだ。
もう一度言う。
「気持ち」は言葉にしないと伝わらない。
だから言うんだ。
「すきだよ」も。
「だいすきだよ」も。
「嬉しい」も「哀しい」も。
「ありがとう」も。
「ごめんなさい」も。
今日も僕の耳は、夢と現実を行ったり来たり。
すきな音楽と声と。
誰かと「ナニカ」の言葉を拾っている。
「気持ち」と「こころ」を失わないように。
「僕」を見失わないように。
最後まで読んでくれた、優しい誰かさんへ。
Qさんのすきな音楽だよ。
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RADWIMPS/愛し
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Youtubeなかった(?)から、どこかで聴いてみてね♪