元亀3年(1572)12月22日は家康が三方ヶ原の戦いで武田信玄に大敗した日。徳川領の遠江は東部から北部にかけて信玄の西上作戦により経略されていた。合戦の実態を伝える当時の資料はないが信長からの援軍を含め多くの死者を出し家康は浜松城へ帰還した。家康にとって生涯最大の敗北となった。
元亀3年(1572)11月20日は信長と上杉謙信が武田信玄に対抗するため同盟を結んだ日。信長は謙信との関係が良好な一方で謙信のライバル信玄と同盟を結んでいた。しかし信玄が同盟を破棄し西上作戦で東美濃や信長と同盟を結ぶ家康の領国である遠江・三河へ侵攻したため謙信と正式に同盟を締結。