どこかの二階の窓である。一体なんの影なのだろう。まるで墓石のようである。いや、少し透けている。わからない。なんの影ですかと訪問したら、「あなた誰?」となるに決まっている。なのでしばらく外から眺めていたのだが、どこかから通報されそうな気がして踵を返した。また行ってみたいと思う。
黒ニンニクが完成した。けれど2週間は長すぎたらしく、干からびたような按配である。甘みもない。けれどすごいのは、ニンニクの臭いがしないこと。これならいくらでもいける。とはいえ、タイパやコスパを考えると、市販品のほうがよいような。炊飯器も臭くて他に使えなくなってしまったし。
いわゆる、ロゴライト。斬新ではあるが外国人の発想だろう。日本人の感性なら、大切な屋号や代紋が踏まれるなんて、とやらないはず。逆に言うと「ああ、日本人の店じゃないのね」のサインになるかもしれない。しかしこれ、キリストを模していたらどうなるのだろう。非難の声が上がるだろうか。
連続投稿400日。完全にやめるきっかけを失っている。文筆と思考の砥石となっているし、意味があるはずだが、こちらに時間を割いてばかりもいられない。私としては「それどころではない」という変化を望んでいるのだが、それも当分無理っぽい。投稿拒否老人となり思いを毎日呟くか。今と変わらんな。
「不吉だ」。私は初詣で手に取ったおみくじに呟いた。「大吉」なのである。数十年来「末吉」だの「小吉」だの「吉」だの、ググらなければわからない順位だったのに。大吉は生涯無縁と思っていたのに。これはよからぬことが起きる前触れか。なんとも信じられず「大吉」を不安げに見つめる私であった。
皆様、明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。さて新年にふさわしい画像を探しましたが、私の初日の出はこれだろうと選びました。決して飲み明かして始発駅に向かう様子ではありません。では皆様、這いつくばってでも、前に進みましょう。
これは年末の画像。じつは風邪気味なのだが、どうやらこの日の飲みで貰ったらしい。しかし、「不動産関係のお仕事ですか?」とは初めて言われた。こいつのどこをどう見たらそうなるのだろう? でも合わせておけば面白かったか。「ええ。去年Netflixのドラマに取り上げられましてねえ」とか。
君の今年の目標はダイエットだな、などと話しかけていたが、なにも答えてくれなかった。ともかく敵意も、さらには愛想もない犬だったが、満ち足りた表情をしていた。動物こそ誰に飼われたかで一生が決まるよな、などと考えていると、「誰にだって添うのが私たち」との声が聴こえたような気がした。