カナカナカナ カナカナカナ ひぐらしが鳴く 夏の夕暮れ 物悲しい夏の夕暮れ 母に会いたい
人様の母の話しを見るたびに 羨ましいと感じてる 妬むとか憎むとかではない ただただ生きてることを羨むだけ 話しができる ふれあえる いつかいなくなることを考えることもしなかった この世から太陽が無くなった 生きてる意味も見出せず 息をしてるだけ 母に会いたい
痒い、痒い 蕁麻疹が出る これってストレスだよね 母がいなくなってから どうにかこうにか生きてきた それでも時々無性に母に会いたくなる 何でもない ふとした瞬間に 風呂上がり 洗濯をして 風呂掃除をする 何故だか母を思い出す そして あぁ、会いたいなとつぶやいている