してみると歴史も長い長い未完の物語というわけですな 我々はそれを最後まで拝むことができない宿命と? さあて詩人なればその限りではありますまい、彼らは見えない翼で未来を自由に観て来れますからな ふうむ詩人の特権とは左様なもので 如何にも詩群の墓標参りもまた斯くの如し ほう
ええ、そうです。喪服の未亡人のタイトスカートからのびた黒ストッキングのふくらはぎですよ。それが一体誰のものなのか。よしんば引き裂いて白く熟れたふくらはぎがぬっと顔を出し、はやしっぽりと熱く濡れそぼっていてもいい。それが一体誰のものであるのか。僕は今日、皆さんと話し合いたいのです。
魂の色 優しくてもう無理 好き
魂が震えてからが本番
【うたがわきしみの短歌集『きしみ卿のタンタカタン』より】 「ありのまま でいい」というその欺瞞 抗うためにある「ありのまま」
溺れても優しい
【うたがわきしみの短歌集『きしみ卿のタンタカタン』より】 豆腐になるのを諦めた不埒猫「抱いておしまい!」にがりつぶして