取材・報道の自由のためにマスコミには「特権」が最高裁で認められている。 犯罪捜査の目的でも、取材データの提供を拒否できる。「取材源の秘匿」が認められないと情報提供者を守れない。警察は自分の足で調べたらいい。 それだけ「国民の知る自由」が大事で、マスコミが果たすべき責任は重い。
マイナンバー自体は「社会保障と税」の目的に限った利用なら合憲だが、運転免許や商店街といった他の目的での利用は違憲だと考える。 カード取得は目的達成のための必要かつ相当な手段と言えず、未取得による差別的取扱いを背景とした事実上の取得強制は、違憲だと考える。カードはただのオプション。
私は、憲法24条で「同性婚」は制限されているという立場。「両人」ではなく、あえて「両性」と憲法で定めたことには、意味がある。 この規定は、憲法改正時に女子大生だったベアテさんが草案を書いた。彼女は敬虔なキリスト教徒であり、『結婚は男女で行うもの』という価値観から「両性」と書いた。
ワンオク・Takaさんの発言は正しい。選挙は「人を選ぶ」ものであり、「政党を選ぶ」ものではない。 憲法は『直接選挙の原則』を定める。米国の大統領選のような間接選挙は違憲。 ただし、最高裁はこの原則を軽んじる。『政党の名簿に登載した人を選んでる』という理屈で、比例選挙を合憲とした。
民主主義の基本は「国民の、国民による、国民のための政治」。 日本の場合、憲法10条で「国民」とは「日本国籍を有する者」と定めている。日本国籍であれば等しく「国民」。血筋・貧富・年齢は関係ない。選挙権とか個別の制限があるだけ。 外国籍住民の福祉は、民主主義ではなく国際協調主義の話。
「名探偵コナン」の女性キャラ38名を対象とする「理想の花嫁」投票企画が中止になった。 ミスコンと同じで『公序良俗』に反しない。『車内広告放送と「とらわれの聴衆」事件』という有名な憲法判例がある。嫌なら無視すればよい。抗議する人は参加しなければよい。不快感で自由を奪ってはいけない。