満開の花桃の木にメジロが遊んでいた 私は恋人候補との会話が すれ違い 行き違い お互い忍耐強く三ヶ国語を使い 会話を続けていることに感謝しつつ それでも 怒ってしまい 彼の悲しそうな緑色の瞳を見つめて 自分の愚かさを知る メジロのように ただ この瞬間を楽しみたい