天正18年(1590)7月5日は小田原城の北条氏直が3ヶ月におよぶ籠城戦を経て豊臣秀吉に降伏した日。氏直は滝川雄利の陣所へ赴き己の切腹を条件に将兵の助命を乞うた。父氏政や叔父氏照など主戦論者らは切腹させられるが氏直は高野山へ送られた。早雲以来5代にわたる関東の雄北条氏は滅亡した。
天正18年(1590)7月5日は小田原城の北条氏直が豊臣秀吉に降伏した日。教科書ではこれで秀吉の全国統一が完成したと習いました。江戸時代から知られた例えで長引くばかりでまとまらない会議を小田原評定といいますが、ただ大名独裁でなく会議で決めていたと考えるとイメージ変わりますよね。