私は、小川和久さん(軍事アナリスト)の仕事のやり方から、在野の独立的存在の問題提起者ではなく、政府関係の委員や調査などをし、権力の補完装置的役割を担っているように感じており、あまり良い印象がなく、私とは、社会の立ち位置と仕事のやり方が異なることに気づいています。
小川和久『原潜回廊: 日本近海での米ソ秘密戦の実態』 (講談社文庫 )は、ノンフィクションであり、小川さん(軍事アナリスト。私は静岡県広域避難訓練時に静岡県オフサイトセンターで会った)の文章表現と元となった情報は、優れており、小川さんの軍事分析のレベルの高さが読み取れる内容です。