写真に初めて興味を持った瞬間についてまとめた記事を投稿しました。今回の私の体験のように、些細なところから発見する新たな考え方は、人の行動を変えてしまうのかもしれません。学問の価値は、新たな考え方を世の中に供給して世界のどこかの人の行動を変えて、生活を豊かにすることなのかも。
国家による統制や規律を全体の善と見做して、学校教育が一人ひとりの生徒の発育に与える影響については考えていない人が多いのではないだろうか 全体の一部となる能力を磨く場所、個人の潜在能力の封印を促す場所 学校教育で個性を伸ばすとか多様性の重視などという目標は、それ自体が自己矛盾してる
義務教育だけでなく、産業界は大学にも「即戦力」を育てる教育を求めている。大学は、もう随分昔から就職に必要な認定機関になっている 脱学校が起こるとすれば、それは近代の終焉を意味する。学校制度は近代資本主義の要請として生まれたものだからだ イヴァン・イリイチが脱学校を訴えた
学問によって得られる報酬とは人生に対して深く、多種多様な興味を感ずるようになること。それは、人生を何十倍も価値あるものにし、しかも生涯を終えるまで持ち続けることのできる価値です。単に個人的な関心事は、年を経るに従って次第にその価値が減少していきますが、この価値は減少しない