パオロ・マッツァリーノ『続・反社会学講座』(ちくま文庫)を読了。ヒネくれていながら核心を突き、バカバカしいのに知的な内容。いつの世も、「人間なんて高が知れているよ」という皮肉とユーモア満載。学者の反骨心を標本にしたようだ。「賞はあげる側のためにある」なんて、それもそうだよなあ。
道徳解体新書を読んだが9割位までは面白かったんだけど、最後で著者の考えが前面に出てきてもにょる。