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ドーピングの危険性

13日前

スポーツ薬剤師=スポーツファーマシスト  あまり馴染みがない名称だけど、どんな仕事をしているのかな?って思ったあなたへ。 アスリートをはじめスポーツ関係者なら是非知っておきたい! 薬のことはもちろんの事、健康や栄養の相談もスポーツ薬剤師=スポーツファーマシストにお気軽にどうぞ!

Global DROが復旧です。 以下JADAのホームページから ”Global Drug Reference Online(Global DRO)システムは、管理するUSADAの緊急なシステムメンテナンスよりご利用いただけない状態になっておりましたが、復旧いたしました。”

アスリートは、自身が摂取するものについては、日々の食事をはじめ、薬、サプリメントなどはもちろんのこと、練習中に口にする水分補給のペットボトルの中身についても、すべて自分本人が責任を持つことが求められます。 突然のドーピング検査でも過去1週間に摂取したものを報告する必要があります。

医薬品と異なり、サプリメント・栄養補助食品には含有するすべての成分を記載する義務がありません。 包装等に禁止物質の名前が記載されていなくても、実際には禁止物質が入っていたという例が後を絶ちません。 生活に身近な商品でもドーピング違反になる可能性があります。

アスリートが、ドーピング検査を受けたくないと拒否するだけでも、ドーピング違反になってしまいます。 アスリートはいつでも、どこでも、ドーピング検査を受けられるように常に「勝負パンツ」を履くようにしましょう。 https://note.com/spyamato/n/n4a60bb8247cb

48. 2023年度国内最高レベル競技大会

患者さんがアスリートだった場合には、どんなことに注意すればいいのでしょうか? スポーツでは、使用が禁止されている薬(方法)があります。 しかも特別な薬ではなく、通常診療で日常的に処方している薬でも禁止されている場合があるので、アスリートに薬を処方する際は必ず薬の確認が必要です!

アンチ・ドーピング豆知識 パラリンピックを頂点とするパラスポーツにおける「アンチ・ドーピング」のルールについてあなたは聞いたことがありますか。 健常者スポーツとの違いを知っていますか? 分からない方はこちらからどうぞ。 https://note.com/spyamato/n/n0ffd1f67adc8

SPヤマトがアンチ・ドーピングの講師をお引き受けします。 対面・オンラインとも全国対応可能です。 中高生の部活から全国大会・国体出場選手・チームまで豊富な講師実績があります。 お気軽にお問い合わせください。 国体出場には出場申込前のアンチ・ドーピング事前教育が必須になりました。

もしかして、囲碁は文科系だから、体育会系スポーツ選手がしているドーピング検査なんて関係がないと思っていませんでしたか。 囲碁だけでなくチェスやe-スポーツでもドーピング検査があります。 さらにドーピング検査は競技会時だけでなく、試合以外にも、いつどこで行われるのかわかりません。

49.認定アスレチックトレーナー養成講習会

アスリートは医薬品やサプリ、練習中の水分摂取や普段の食事まで、口にするものすべて自分自身で管理することが求められます。 ドーピング検査の際は過去7日間に摂取した薬やサプリをすべて申告する必要があります。 1週間前の食事を忘れないように、摂取するものすべて写メしておきましょう。

JADA日本アンチ・ドーピング機構(Japan Anti-Doping Agency)では 対象期間:2023年4月1日~2024年3月31日 2023年度の国内最高レベルの競技大会を公開しています。 参加者は事前TUE申請対象です。 https://www.playtruejapan.org/code/tue.html

令和5年国体本大会からアスリート本人はもちろん、監督、コーチ、 アスレティックトレーナー及び保護者(選手が18歳未満の場合)までが、出場エントリーする1年以内に最新のアンチ・ドーピングに関する教育を受け、教育履歴を提出する必要があります。 #ドーピングゼロを目指して

ドーピング違反が確定すると、そのアスリートはスポーツにおいて、他のアスリートやコーチ等と関係を持つことが禁止されます。 つまり試合に出ることも、チーム練習に参加することも、コーチから助言を受けることも出来なくなります。 出来ることは制裁解除まで、個人練習することだけです。

注射薬「トリアムシノロンアセトニド」は花粉症などのアレルギーに効く薬として知られています。 1シーズンに1~2回注射すると、その間は症状が抑えることができますが、ウォッシュアウト期間が60日と長いためアスリートは注意が必要です。 https://note.com/spyamato/n/nda8a5d0ea613

花粉症治療薬: 医療機関から処方されるアレグラ錠、市販薬アレグラFXともに禁止物質は含まれていません。(R5.1.1現在) 競技会時、競技会以外のいづれの時点でも服薬することが出来ますが、念のためGlobal DROを利用してご自身で服薬の可否をご確認ください。

47.患者さんが…もしアスリートだった時

ドーピング検査の対象になるスポーツには、柔道、剣道、空手はもちろんのこと、ゴルフ、ワルツ・タンゴ・ルンバ・サンバ・チャチャチャなどのダンス、ゲートボールやペタンク・ブールをはじめビリヤードや囲碁なども含まれています。 #ドーピングゼロを目指して

アンチ・ドーピング豆知識 ルールは毎年最低1回、1月1日に改定されます。 例えば、昨年まではドーピング違反でなかった薬品が、今年から禁止薬物に変更になったりします。 また、その逆に禁止物質から除かれて使用可能になるものもあります。 必ず最新の情報を確認してください。

本年の鹿児島国体からアスリートおよび帯同するスタッフ全員が、最新のアンチ・ドーピング教育の受講することが必須となりました。(未成年アスリートの場合は保護者も対象) 国体を目指して頑張っている人は、未受講でエントリー出来なかったなんてことにならぬように、早めの受講をお勧めします。

薬を使用するアスリートの方へ 参加予定の競技大会が「国内最高レベルの競技大会」かを確認して、該当する場合は事前にTUE申請が必要です。 該当しない場合でも、遡及的TUE申請が必要となる場合があります。 どちらも検査データ、使用薬の量、使用期間などの詳細な医療情報が必要になります。

万一ドーピング違反が確定すると、記録や賞金が剥奪されることは有名です。 さらに、一定期間試合等に出られなくなるのはもちろん、スポーツにおいて他のアスリートやコーチ等と関係を持つことが禁止されます。 つまりチーム練習に参加することや、コーチから指導を受けることも出来なくなります。

サプリメントなどの健康食品でドーピング違反になる例が多く見受けられます。 薬品と異なり、健康食品やサプリメントには、全ての成分を表示する義務がないため細心の注意が必要です。 安心して摂取できるサプリメントの見つけ方を記事内で紹介してあります。 ドーピング違反ゼロを目指して‼︎

SPヤマトの「アンチ・ドーピング講座」では、あなたからのドーピングについてのご質問や体験談を大募集しています。 また、「このサイトにドーピング関連の記事が出ていたよ」などの情報も大歓迎です。 #ドーピングゼロを目指して #SPヤマトのアンチ・ドーピング

46.その食事ドーピング違反になりませんか?

飲み薬以外でもドーピング違反に問われることがあります。 サプリや健康食品、ドリンク剤などでドーピング違反になることは有名です。 また、ドーピング検査を拒否することや、居場所情報の報告義務違反、ドーピングに関する通報者を阻止したり、通報に対して報復することも違反行為となります。

ドーピング検査には尿検査と血液検査があります。 アスリートがどちらにするかを選ぶことは出来ません。 場合によっては尿と血液、両方の検体を採取することもあります。 しかし現状では、あなたがトップアスリートでない場合は、ほぼ尿検査の可能性が高いです。 #ドーピングゼロを目指して

アンチ・ドーピング豆知識 以下に該当する場合はTUE(治療使用特例)事前申請対象です。 ・オリンピック、パラリンピック等の国際大会 ・国民体育大会 ・日本選手権および同レベルの全国大会 ・各競技種目における国内最高峰のリーグ戦 ・JADAが指定する競技大会

TUEとは 治療使用特例(Therapeutic Use Exemptions : TUE):アスリートの申請により特例として『禁止物質・方法』が治療目的で使用できる手続きです。 TUEが認められなかった場合、『禁止物質・方法』の使用をすることはドーピング違反となります。

薬の名前ってよく似ているようでも、頭に「新」がついたり、末尾にSとかGなどの記号が付記されていることがあります。 実は同じような名前の薬に見えても、一字でも違っていれば、内容成分が全く異なることがあります。 薬を選ぶときは、頭からお尻までしっかりと薬の名前を確認して下さい。

公認スポーツファーマシストは、 最新のドーピング防止規則に関する正確な情報・知識を持ち、 競技者などに対し、薬の正しい使い方の指導、薬に関する健康教育などの 普及・啓発を行い、ドーピングを防止することを主な活動とする。 薬剤師資格を有し、所定の課程を修めた者が認定される資格制度。

解熱鎮痛薬:内服薬のロキソニン(処方薬)、ロキソニンS(市販薬)およびジェネリックのロキソプロフェンはドーピング違反になりません。(R5.1.1現在) アスリートは頭痛・生理痛や発熱時でも安心して服用可能です。 念のため Global DROなどで確認の上服用して下さい。

競技者は使用する医薬品について、世界アンチ・ドーピング規程における「競技者の役割及び責務(アンチ・ドーピングとの関連で、自己の摂取物及び使用物に関して責任を負うこと)」の観点から、 1) 服薬履歴をつけること 2) 可能であれば、手元にある医薬品を保管することを心がけて下さい

アンチ・ドーピング 2023年禁止表国際基準は、例示物質名の追加や、より理解しやすくなるような文言の改定程度で、2022年と比べて大きく変わっていません。 2024年1月1日からは、整形外科などでよく処方されている鎮痛剤トラマドールが、競技会時の禁止物質に追加されます。

アンチ・ドーピング豆知識 薬の問合せをする際は、省略せず商品名を頭から終わりまですべてお知らせください。 頭に新○○とかスーパー○○とついていたり、お尻にAとかSとかついていれば、それらをすべて含めて下さい。 たった一つ記号が違うだけで中身の成分がが大きく異なることがあります。

45.国体がなくなるの??

医療関係者の方へ スポーツでは使用が禁止されている薬(方法)があります。 治療目的で禁止されている物質と方法(禁止物質・方法)を使用する場合は、治療前にTUEという申請手続きが必要となります。 薬(方法)を処方する前に、必ず『禁止物質・方法』が含まれていないかをご確認ください。

愛好者が特に多い嗜好品の話題 2023年禁止表国際基準で「カフェイン」と「ニコチン」は、監視プログラムに位置づけされていますが、禁止物質にはなりませんでしたので、通常はもちろんのこと、競技会当日でも安心して摂取することが可能です。 https://note.com/spyamato/n/na257b15fdee5