エルム【Second19／落胆あるいは絶望している時に】 与えられた使命を果たそうとするとき、その責務の大きさに圧倒されることがあります。十分な力量があるにも関わらず一時的に自信を喪失してしまうのです。エルムは衝動の炎に火をつけ、限界を突破してより高い目的に献身するよう促します。

チェリー・プラム【Second19／恐れや心配のある時に】 ダークサイドへの臨界点に達し、精神がピンと張り詰めた極限の緊張状態に。心奥の暗部に光が降り注ぐことで、闇に傾く意識が引き戻され、自身を取り戻すことができます。闇と光の中で太極図の如く陰陽バランスが整うようなイメージです。

ビーチ【Second19／人のことを気にかけすぎる時に】 人生が思い通りにならないことで、他者に対して狭量で批判的な態度をとるときに。完璧さや潔癖さを周囲に求める場合もあります。傷つきやすいからこそ頑なになってしまう内面の動きに対して、ビーチは寛容さと柔軟性をもたらしてくれます。

ウォールナット【Second19／人や周囲の影響を受けやすい時に】 外的影響から身を守るために。感受性が敏感になり不安定になりやすい時期に、内面で起きている変容を完遂させる一助となります。また、過去とのしがらみを断ち切って新しいステージへと移行する、人生の節目でよく用いられます。

クラブ・アップル【Second19／落胆あるいは絶望している時に】 浄化のエッセンス。心身が汚染されていると感じる不快感に用いられます。また、アダムとイブのリンゴに象徴される、性に対する意識にも働きかけます。「性」は「聖」なるものであると気づき、自らの性を謳歌することができます。

ワイルド・ローズ【Second19／現状への関心が足りない時に】 「精神的な貧血症」である消極的な状態。人生に何も感じられなくなっています。グリム童話の『いばら姫』で、こんこんと眠り続けたお姫様が目覚めるように、このエッセンスは王子様のキスのごとく働き、意志の力を呼び起こします。

レッド・チェストナット【Second19／恐れや心配のある時に】 愛する人に向ける過剰な心配に。母親が子にあれこれ気をもむ様子に例えられます。このエッセンスは、愛する人を心配している時だけでなく、愛する人から心配されている時にも使えます。心配を、信頼のエネルギーに変換するのです。

パイン【Second19／落胆あるいは絶望している時に】 罪悪感に苛まれている状態。自己価値が低く、自分に非があると考えます。その背景には、厳格な父親や父系で受け継いできた問題が潜むのだとも。親の過剰な期待によって抑圧された心に、幼子の頃の純粋無垢さを取り戻させるエッセンスです。

スター・オブ・ベツレヘム【Second19／落胆あるいは絶望している時に】 心身に強いショックを受けたとき、あるいは過去に受けたトラウマによる後遺症に用います。歪んだりズレたりした心身のエネルギーを整えるため、時に不快感や苦痛を覚えるケースも。エネルギー版・骨格矯正とも言えます。

マスタード【Second19／現状への関心が足りない時に】 暗雲立ち込めるかのような憂鬱な気分に襲われたときに。自己探求を進める過程で、一時的にこのような状態に陥ることがあるとされています。無意識下に眠っていたテーマを浮上させ、明晰な意識で理解し解決に導くよう促してくれるのです。

ウィロウ【Second19／落胆あるいは絶望している時に】 「うらめしや〜」と柳に現れる幽霊が、ウィロウのネガティブな状態を表します。妬みや恨み、怒りや悲しみなど、感情が濁り腐って心理的な自家中毒を起こしているときに。滞っている感情を水に流し、否定的な意識を肯定的に変容させます。

チェストナット・バッド【Second19／現状への関心が足りない時に】 同じ過ちを繰り返す状態に用います。過去と向き合い、体験した出来事の本質から学ぶ力を授けるのです。失敗を糧にして次に活かす気づきが得られ、無意識に繰り返すパターンから脱却して今を意識的に生きることができます。

ホワイト・チェストナット【Second19／現状への関心が足りない時に】 思考力が優位に立ちすぎている状態に用います。このフラワーエッセンスは、セカンド19シリーズの中で唯一、太陽法で作られます。強力な火の変容ではなく、天から降り注ぐ太陽光で、穏やかに優しく鎮めてくれるのです。

今年の守護樹「Aspen」。微風を察知して震えるため、フラワーエッセンスは「漠然とした恐れ」に対応しています。一方、Tree Angel Oracleでは、震える様子を「くすくす笑い」と捉えます。風の元素と繋がりが深いこのオーガム樹木は、未知世界への理解を促しているかのようです。

ホリー【Second19／人や周囲の影響を受けやすい時に】 外的な影響に反応して生じる、嫉妬や復讐、憎しみといった攻撃的な感情に用いられます。愛と憎しみは表裏一体。内的世界で起きているネガティブな感応をポジティブに転換させ、愛のエネルギーを放射する人へと変容させるエッセンスです。

ホーンビーム【Second19／確信できない時に】 月曜朝の憂鬱な気分に用いられるエッセンスですが、ホーンビームは聖なる場を守る境界垣として伝統的に植えられていた樹木。単調で退屈に思えるルーティンワークが、能力を最大限に発揮するための神聖な作業であることを思い出させてくれます。