多様性を確保するための第一条件は、カール・ポパーの「寛容のパラドックス」という事態を避ける事だ。不寛容に寛容でいると、最終的に寛容性が消え去ってしまう事態。この事態を避けるためには、社会の個人がそれぞれの考え方のフレームを持ちつつ交換する自由があることと感じる。