花火大会してる。やっと日常が戻ってきた感じ?祭礼で神輿が出て、盆踊りがあって、花火大会があって。夏だね~。けど、本当に元通りで良いのかしらね?誰にも何処にも都合があるからね。一緒に花火見よう、と言ってたあの娘にも都合があるらしいから…… 独りで見る花火も、花火は花火。
ああ、わかってる。自分が無力だと云うことは。あの娘を救えないことも。全部わかってる。それでも、あの娘を離してあげられない。僕の大事なあの娘が何も感じない人形のようになってしまったのは何時だったか。そうしたのは…僕だけど。大事なあの娘の心を壊した。何時だったか、もう、覚えてはいない
今夜のお月様。 新月でも三日月でも、勿論満月でもなく、中途半端でそのうえ、雲にうっすら被ってて。 こんな感じがオイラらしいかなぁ~と。 なんとなく、ボヤ~としてうっすら思いがあって。ハッキリしなくて、信念なんて物は憧れてるだけで。 だけどまだあの娘さんが好きなんです。