田端はした

たばし はしたと申します。 ADHD / 双極性障害 / Xジェンダー / Asexual / 大相撲と百合を常食とする

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マガジン

  • 雑記

    日記です。田端の日常をさらけ出しています。

  • エッセイもどき

    雑記よりは考えたことをまとめたもの。田端の頭の中を覗けます。

  • チュートリアル

    田端とnoteのはじめまして。自己紹介の記事たちです。

  • 自己流ライフハック

    双極性障害の自分の、自分なりの、自分のためのライフハックについて書いた記事をまとめてみました。他のどなたかの参考になればうれしいです。

最近の記事

雑記:なにもない日々

気が付いたらもう7月も半ば。 このnoteも2ヶ月以上放置していました。 原因はいろいろとありますが、いちばんは、noteには「まとまった」「良いこと」を書かなければ、という気持ちが強かったからかなと。 (「まとまった」「良いこと」を書いた記事があるのか、という疑問はさておいて) そんなこんなで下書きばかりが積もっていった2ヶ月でしたが、そろそろ何か書きたいなということで、適当に近況を書きなぐっていきたいと思います。 就労の準備をする「何者でもなくなった」4月から3ヶ月

    • ここ1ヶ月どうしても筆が進まなくて、noteの下書きばかりが溜まっていってます…。(今日はアイスの日らしいので、バニラアイスにカルーアをかけて食べました)

      • 「神さま」にとっての「神さま」になれたならば

        ここのところ、ハンドメイド作品を販売するアプリでの買い物にはまっている。 ことの発端は、常用薬を管理するためのお薬カレンダーを、そのアプリでカスタムオーダーしたことだった。 薬の飲み忘れが多かったため看護師さんがお薬カレンダーを勧めてくれたのだが、市販のものはいかにも医療用!といった感じで、リビングに掛けておくにはいまいちしっくりこなかった。 そこで、もっとおしゃれなものはないかと検索した際出会ったのがそのハンドメイド作品を販売するアプリであり、そのアプリで手作りのお薬カ

        • Xジェンダー「らしさ」って?

          パレットークさんのこちらの記事を読んで、Xジェンダーの自分も「らしさ」について考えてみようと思います。 ↓こちらは気軽に読めるTwitterバージョン。 まず、当該記事/漫画の中でトランス女性の女性「らしさ」について言及されている観点は、大きくふたつあると思います。 ひとつは、個人の選択の結果としての「女性らしさ」 ふたつめは、社会の要請の結果としての「女性らしさ」 前者についてあえて言及することはないと思いますが、後者については漫画内のキャラクターである橘先生が「

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        記事

          「チューリップが綺麗だったので、おすそわけです」

          誰かが落ち込んでいたら、そしてその人の気持ちに寄り添いたかったら、そのとき自分には何ができるのだろうか。 「大丈夫?」「どうしたの?」と声をかける? 「飲みに行こう」「遊びに行こう」と気晴らしを提案する? 向こうから求められるまでそっと見守る? これらは相手の状態や自分との関係性を見極めないと逆効果になりうるため、とても難しい判断であると思う。 まして特段親しくない相手であれば、なおのことだ。 4月初頭、自分は焦っていた。 「何者でもなくなった」状態から脱却すべく、

          「チューリップが綺麗だったので、おすそわけです」

          眠れぬ夜に

          おはようございます。田端です。 ただいま午前3時55分、朝食のパスタをゆでています。 なぜこの時間に食事をとろうとしているのか。 それはタイトルの通り、眠れないからです。 この時間に食事をとるのもどうかと思われるでしょうが、「4時からは朝なので実質朝食」という自分ルールがあるため、自分の中ではセーフなのです。 さてさて、そんなわけでどんなわけで今回は、導入と脈絡があるようなないようなお話、「眠れないときにどうするか」について書いていきたいと思います。 「眠れないとき」

          眠れぬ夜に

          Social Cafe「Sign with Me」訪問記 ー誰が"障害"者なのか?ー

          3月某日、本郷にあるスープカフェ「Sign with Me」に、友人とふたりで行ってきました。 Social Cafe「Sign with Me」とは「Sign with Me」は、手話と筆談を公用語とするスープカフェです。 自分たちはスープと、デザートドリンクセットをオーダーしました。 (前の記事でも紹介した画像ですが) ファミレスのような店員さんを呼ぶタイプのお店だと、オーダーの際手話などを使わなければならないのかな?とドキドキしていたのですが、着席する前にレジで会

          Social Cafe「Sign with Me」訪問記 ー誰が"障害"者なのか?ー

          風呂に入れたので聞いてほしい

          2日ぶりにシャワーを浴びた。 この一文を読んで社会の大多数の方はドン引きのことと思われるが、「すごい!がんばってる!」「2日…まだ全然大丈夫じゃん」と思われた方はぜひこのnoteの続きを読んでいただけると幸いです。 2日ぶり、というのは、火曜と水曜の夜にシャワーを浴びなかったということである。 火曜はすこし遠出をしていて(このご時世不謹慎なことだと思うが、キャンセルできなかった)、とても疲れていたので帰宅してすぐに寝てしまった。 まだ汗をかくような季節ではないが、外出を

          風呂に入れたので聞いてほしい

          何者でもなくなった日

          4月1日、新年度開始の日。 ある子どもは小学校に入学し、ある学生は進級し、ある人は新社会人となって、ある人は人事異動で新たな部署に配属されるなど、少なからぬ人に変化をもたらす日。 この日に自分は、「何者でもなくなる」という変化を迎えた。 卒業式に返納した学生証に記載されていた有効期限は、「2020年3月31日」。 すなわち、昨日までは自分を含む卒業生は「大学生」であった。 そして多くの卒業生は今日から「新社会人」ないし「大学院生」になる。 しかし自分には「大学生」と

          何者でもなくなった日

          ある「先生」と「先輩」に送るnote

          「#みんなの卒業式」 noteのトップページで偶然目についたこのハッシュタグを見て、この春卒業を迎えた自分の学生生活について語りたいと思った。 「卒業式」というテーマで「学校の卒業」について書くなんてひねりがなくてダサいとは思う(この発想はひねくれているのかもしれない)が、せっかく学生最後の日だし、これに乗じて感傷に浸らせてもらおうじゃないか。 なんせ、自分は8年間も大学に通っていたのだから。 8年間も大学に在籍していた理由はシンプルだ。 noteのプロフィールにもあ

          ある「先生」と「先輩」に送るnote

          「さみしさ」の正体とは

          最近ふと、心にぽっかり穴が空いたようにさみしくて、"誰か"に抱きしめられたくなることがある。 この「さみしさ」の正体は何なのだろうか。 この"誰か"とは誰なのだろうか。 双極性障害という"病気"の抑うつ状態のせいなのか? それとも親しい友人となかなか会えなくなってくる年齢のせいなのか? 肉親や大好きな友人らに抱きしめてもらえばよいのだろうか? それとも恋人をつくればよいのだろうか? パートナーが「さみしさ」のカギとなるのか? 恋人といえば、年齢のせいもあり、ここ数年

          「さみしさ」の正体とは

          雑記:ここひと月のこと

          最近記事書いてないなーと思いながらnoteを開いてみたのですが、 びっくり ほとんどまる1ヶ月更新してなかったんですね。 書きたいことはいっぱいあるし、2月そんなに忙しかったかなぁ…と思い体調管理アプリを開いてみたところ、見事に2月中旬まで抑うつ期でした。 なるほど。そりゃあそれどころじゃないわなぁ。 というわけで今回の記事では、この1ヶ月の体調と、自分の環境について振り返ってみたいと思います。 ※文中に治療に使用している薬の名前や、どのように使用しているかを記載

          雑記:ここひと月のこと

          雑記:ひと山越えました

          現況の山場をひとつ越えたので、息抜きに雑記を。 (ヘッダーは1月末にぬいぐるみ病院に入院する際の我が家のくまたちです) 今までの記事はいちおうテーマを設けて構成とか考えて書いていたんですけど、今回はテーマも脈絡もオチもありません。 ひたすらだらだら、スタートです。 ひと山越えた話現在学校に通っておりまして、昨日、そこでの超重大ミッションがやっとひと段落つきました。 ちょこちょことやらなければならないことは残っているのですが、もうあとひとつふたつでおしまいです。 体調を崩

          雑記:ひと山越えました

          風呂に入るのがしんどくても外注できないときは?

          こんにちは、田端(たばし)です。 こういう挨拶から始めるの、いかにもって感じでむずがゆいですね。 今回も前回に引き続き、お風呂に入れないときのおはなし。 これが前回の。 「お風呂に入れないとき、美容室で髪を洗ってもらうとキレイになるし、なにより元気もでたよ!」という感動を伝えたくって書いたわけなんですが… (これの結びにも書いてはいるのですが)ガチの抑うつ状態のときに「条件に合う美容室を探す」「予約の電話をする」という行為、厳しくない? ていうか一回数千円はなかなか

          風呂に入るのがしんどくても外注できないときは?

          風呂に入るのがしんどいので外注してみた

          風呂に入るのがしんどい。 なにがしんどいのかというと、ぜんぶしんどい。 浴室を掃除するのも、湯船にお湯を張るのも、服を脱ぐのも、体じゅう洗うのも、体を拭いて髪を乾かすのも、全部ぜんぶしんどい。 それら一連の行為を想像しただけで、浴室から足が遠のいてしまう。 そんなわけで、昨日も風呂に入ることができなかった。 風呂に入れないことの弊害程度の差こそあれ、入浴が難しいというのは精神障害者にはよくあることらしい。 だからといって、精神障害者なら風呂に入らなくていいというわけで

          風呂に入るのがしんどいので外注してみた

          ピアという存在 つづき

          前回に引き続き、今回の記事でも「自分にとってピアとは?」ということについて掘り下げていこうと思います。 全体の構成は以下の通りで、前回は第2項までお話ししました。 1.「ピア」とは? 2.なぜ自分にはピアがいないのか 3.ピアの必要性 4.ピアと「つながり」をつくるために 5.まとめ 今回は第3項から最後までをお話ししようと思います。 3.ピアの必要性それでは、そんな消極的な自分がなぜ「ピアがほしい」と考えるようになったのか考えてみたいと思います。 ピアサポートの一

          ピアという存在 つづき