「三田文學」秋季号に、勘九郎の『髪結新三』の悪、その色気について書きました
「團菊爺から勘三津爺へ」と題して、雑誌「三田文學」に時評を書きました。ご想像の通り、早くになくなった勘三郎、三津五郎へのオマージュです。時評としては、今年の八月納涼歌舞伎、勘九郎が初役で勤めた『髪結新三』を取り上げています。
この舞台は、NOTEでもすでに「勘九郎の『髪結新三』果敢な挑戦」と題して書いていますが、「三田文學」では、父勘三郎をなぞるのではなく、悪の魅力を発散する勘九郎について綴っています。どうぞ、お読みください。
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長谷部浩のノート お芝居と劇評とその周辺
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年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。