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記事一覧
#093 「ウーマン・トーキング」
この時期、女性の権利や、女性が虐げられてきた歴史などについての映画が多かった気がする。様々な表現で、色々な角度から掬い上げられていた、女性たちの声の一本。
大きな、思い切った決断をする時に、信仰というのは力を発揮するのかなと思った。断腸の思いで。という程の状況は、日常的には起こらないけれど、勇気を持って団結して超えなくてはいけない場面で、彼女たちは聖書の一節や歌や、言葉で鼓舞されていく。女性が文
#090 「アメリカン・ユートピア」
近年、最も見逃したと思っていた作品のひとつ。
劇場で観るべき作品なのは分かっていて、いつか劇場で。と思っていたら、こんなに時間が経ってしまった。無限のインスピレーションが積み重なって、自由だった。社会や政治がちゃんと含まれた世界を自由に生きるというのは、それこそ楽園の定義かも知れん。
配信になってしまったけれど、2022年の最後に観ることが出来て本当に良かったな。繰り返し観て年が暮れて、2023
#088 「トップガン マーヴェリック」
1986年のトップガンとの関係によって、この映画がどう見えるかは、かなり違う気がする。私は80年代生まれなので、TVの映画枠で散々観た世代。
当時小学生だった私は、なんだか分からないけれどオープニングの恰好良さにハマり、好き過ぎてVHSで何度も繰り返し観た。
ラブシーンあってなんか微妙。とか思いつつ、めっちゃ友達に見せたりした。家に人を集めてトップガン干渉する小学生ってヤバいけど。
滑走路とか、
#087 パリ・オペラ座バレエ・シネマ 「プレイ」
コンテンポラリーダンスが好き。
「分からなさ」を浴びることでしか到達出来ない、取り出す前の純粋な思考の様なものがある様に思う。映画や演劇でも、そういう瞬間が訪れることがある。
本作は、2017年12月にパリ・オペラ座で上演された演目を映画館で観られる。というなんとも贅沢なプログラム。
ナショナル・シアター・ライブのバレエ版みたいな感じです。
上映館数も回数も凄く限られているのだけれど、本当に観に
#086 「ダーク・ウォーターズ」
仕事のクライアントに映画好きな女性が居て、現場終わりの帰り際に「あれ観ました?」とか、「これ良かったですよ」とか話すことがあって楽しい。
私は「スポットライト #072 」が本当に大好きで、何回観たか分からない殿堂入り作品になっていて、そのことを覚えていてくれ、勧めてくれた。
お陰で久しぶりに劇場で映画を観ることが出来た。
マーク・ラファロ作品はとにかく実直で骨太。そこか最高に格好良いんだけど。け
#083 「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」
とりあえず観てきたばっかりで何も考えずにPC開いているから、この文章は碌なことにならないんだけど、最高だった。とだけ言いたい。
スパイ映画について、どうせ私はまともで居られないのだからこのまま書くけど、最高だった(2回目)。
オープニングが何分くらいあったのかさっぱり分からないけれど、オープニング明けに、本当に心から「良い映画だったな。」と思ったし、オープニングクレジットが終わった時点で2時間観